暁 〜小説投稿サイト〜
混沌の魔術師と天空の巫女
第2章 妖精の尻尾
ナツVSグレイ!!
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り合う、氷の斧と火竜の炎。
消滅し、グレイさんがナツさんに殴りかかってきた。

「ぐおっ!」

「ぬおおおおっ!!!」

さらに蹴りもいれた。

「ぐあっ!!!」

「ハイハイ、その調子よ。勿論偽物なんかじゃないわ。
 あれは正真正銘の本物の・・・グレイ・フルバスター!
 言っておくけど、魔法で操られている訳ではないわ!これは彼が自由意思でしているのよ!!」

ダフネさんの言葉にナツさんはこう言った。

「言われるまでもねぇ。このムカツク殴り方は間違いなく本物のグレイだ!」

「それを確かめる為に、あえて殴らせてやったってのか?っ!!」

グレイさんは油断したのか、頭突きしてきたナツさんの攻撃を受けてしまった。

「火竜の鉤爪!!」

「ぐあっ!!」

さらに鉤爪も受けてしまい、壁に激突してしまい、壁は壊れてしまった。

「待てコラァ!!」

ナツさんは壊れた壁の先へ行き、グレイさんと戦いをするつもりだ。

「ナツー!」

「相変わらずめちゃくちゃね!」

俺達も後を追った。そこでは、廊下で2人を見つけた。

「もういいだろぉ?いい加減説明しろっつうの。一体何を考えてやがるんだグレイ?」

「・・・音無の町・・・。」

「ん?」

音無の町・・・?

「ああ?音無の町??なんの事だ???」

「わからねぇだろうな・・・だがそれならそれでかまわねぇ! 
 そのままくたばりやがれ!!!」

氷の槍が再びナツさんに襲いかかるが、ナツさんはかわし、炎を放った。
だがグレイさんも、それをかわした。

「すごい、どっちの力も互角だ!」

「感心してる場合じゃないでしょ!!」

「あい・・・。」

「しかし・・・一体これは・・・。」

「どうしてグレイさんがこんな・・・。」

俺とウェンディは疑問に思い、そう言う。

「グレイ・フルバスターは自分から協力を申し出てきたのよ。」

俺とウェンディの疑問に答えたのはダフネさんだった。

「自分から・・・」

「だと・・・!?」

「私がマグノリアに来たのは10日程前。
 私がナツ・ドラグニルの素性を調べていると
 そこに居合わせたグレイ・フルバスターがその話しに興味を持ち、
 協力を申し出てくれたってわけ。今では私のパートナーよ。」

おいおい、それって・・・!

「これは完全な裏切りね!」

「最低だ!!!」

「そんな・・・信じられない・・・。」

「てこと・・・グレイとダフネって・・・やっぱり・・・でゅえきてる〜!」

「かもね。」

「否定しいない!!うああっ!!ジュビアが黙ってないよ!!」

「修羅場になっちゃう〜!!!!」


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