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混沌の魔術師と天空の巫女
第2章 妖精の尻尾
ナツVSグレイ!!
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る。

「そろそろ、決着をつけてもいいんじゃねぇか・・・そう思ってな。」

「何言ってやがる。」

「俺はなぁ、今までお前に合わせてやってきた。
 だが、もううんざりだ。俺は俺のやり方で行く。俺はもう、お前らとはつるまねぇ。」

「ちょっとグレイさん!」

「グレイ・・・。」

「ハイハイ聞いてのとおりよ?グレイ・フルバスターは私のもの。」

それ、あのジュビアさんが聞いたらどうなる事やら・・・
あの人、グレイさんの事が好きだからねぇ・・・。

滅竜魔導士(ドラゴン・スレイヤー)が欲しいの。潰して。」

グレイさんはナツさんの方へ行く。

「変だぞグレイ・・・。」

「変なのは、お前だ。じゃあな、ナツ。アイスメイク(ランス)!!」

その台詞と同時に、氷の槍がナツさんに襲い掛かってきた。

「どおっと!」

ナツさんは難なくかわし、氷の槍は砕けた。

「きゃあっ!」

「っ!」

砕けた氷の破片が散り、俺達の所に少しかかった。

「ナツさん!」

「グレイさん!」

「一体・・・」

「どういう事よ!?」

俺達は疑問に思う。仲間なのになぜ・・・?

「グレイ!なんでナツを攻撃するんだよぅ!!」

ナツさんの後ろにいたハッピーがそう言う。

「フハハハハッ!ハイハイハイ、驚いているようね。
 でも、ボケーっとしてる暇はないわよ? グレイ・フルバスター、仕事を片付けなさい!」

「わぁってるよ。」

「グレイ、テメェ!どうゆう事だ一体!!」

ナツさんは疑問に思うグレイさんに言う。

「どうもこうもねーよ。テメェはここでくたばるんだからなぁ!」

再び放たれた槍をナツは横っ飛びに回避する。

「やめてグレイさん!」

「グレイさん!何でこんな事を!!」

「ひょっとしてあいつ、偽物なんじゃないの!?前もあったし・・・。」

前って言うと、ニルバァーナの時か・・・?

「きっとそうだよ!!」

シャルルの言葉にハッピーが同意する。

「だって、いつものグレイとどこか違うもん!!」

「どこがどう違うの?」

ハッピーの言葉に疑問に思いそう言うミント。

「ええっと・・・。」

バァ!

「ん?」

何か音が・・・

「そろそろ本気で行くぜ、ナツ!」

何故が目の前でグレイさんが上着とパーカーを脱ぎ捨てた。

「あ、脱いだ・・・やっぱり本物だ!!」

「「「「そこ・・・。」」」」

ハッピーの言葉に俺達は呆れてそう言う。

「この野郎!マジでやる気か!!」

「行くぜナツ!!アイスメイク(バトルアックス)!!」

「火竜の咆哮!!」

ぶつか
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