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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第七十六話 魔神皇帝
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んた本当に坊さんか?」
甲児はティアンに突っ込みを入れた。
「いっつも肉や酒ばっかやってけど」
「これも修業の為」
「どういうことだよ」
「あえて戒律を犯しているのよ。そしてそれを悔い改める為に修業をするのだ」
「本当かね」
「デメクサ殿、釣った魚は刺身に天麩羅といこうぞ!」
「いいですね、それ」
「しかも和食だし、それって」
シモーヌがそれに突っ込みを入れる。
「ティアンって和食も好きだったのね」
「フライやムニエルも好きじゃぞ」
「結局戒律破ってるし」
「酒は日本酒じゃ!今宵は宴じゃ!」
「静かに一杯がいいですね」
「そして酒は上方の酒やな」
「おっさん、何で上方なんて言葉知ってるんだよ」
ロドニーにマサキが突っ込みを入れる。
「きまっとる!この前日本におった時に飲んだんや」
「そういやそうだったな」
「地上の酒は美味い、特に日本の酒はな」
「やれやれ」
「将軍、けれどあまり飲まれると」
「おう、わかっとる」
エリスに応える。
「身体に悪いからな。そこは節制しとるで」
「はい。御身体にはワインの方がいいですよ」
「ワインか」
「日本には白ワインのいいのがありますし」
「そうやったんか」
「山梨のワインです。如何でしょうか」
「ええな。いっちょやったるか」
「そうですね。将軍に何かあっては大変ですから」
「何かあの二人最近妙に仲がいいな」
ファングがそれを見て呟く。
「何かあったのか」
「まああんたには関係ないかもね」
ベッキーが彼にそう言う。
「朴念仁にはね」
「また失礼なことを言うな」
「だってそうじゃない。まあそこが結構いいんだけれどね」
「フン」
「しかし静岡とは綺麗な場所だな」
ジノは窓から見える景色を見下ろして呟いていた。
「これはまた詩的な光景だ」
「静岡っていい場所で昔から有名だったんだよ」
そんな彼にミオが言う。
「そうだったのか」
「山も海もあるしね」
「ふむ」
「また俳句にするの?きっといいのが浮かぶよ」
「そうだな。じっくりと作ってみるか」
いつも持っている百合を顔に近付けて言う。
「地上を詠うのもまたよし」
「お魚ですか」
「プレセアさん捌いてくれますか?」
デメクサがプレセアに頼んでいた。
「あたしあまり生の魚は得意じゃないんですけれど」
「まあそう言わずに」
「刺身が出来た暁には御主が最も食べてよいからな」
「そんなに食べられないですし」
「酒もよいぞ」
「っておい、子供にそんなの勧めるな」
マサキが横から怒る。
「何かあったら大変だろうが」
「冗談じゃ、冗談」
「おめえのは冗談には聞こえねえんだよ」
「悲しいのう、冗談が通じぬとは」
「じゃあ前スキヤキの肉全部食ったのも冗談かよ」
「あれ
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