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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第二十二話 誇り高き戦士
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                   第二十二話 誇り高き戦士

 マイヨは地球に降り立った。そこは見渡す限り砂漠が広がっていた。
「凄い場所ですね」
 彼の後ろにいるウェルナーがその何処までも広がる砂漠を見渡して言った。
「こんなところに本当に友軍がいるんですかね」
「いる」
 マイヨは静かな声でそう答えた。
「もうすぐしたら来る予定だ。それまで周囲への警戒を怠るな」
「わかりました。しかしまたこんなに早く地球へ侵攻するとは思いませんでした」
「マスドライバーが完成してからだと思っていたのですが」
 カールがそう述べた。
「マスドライバーか」
「はい。ギルトール閣下が開発を進めておられる」
「あれが完成した暁には我等の理想も完成致します」
「そうだな」
 マイヨはダンの言葉を受けて頷いた。
「閣下の理想の為にはマスドライバーは何としても必要だ」
「はい」
「だがそれだけではないのだ」
「といいますと」
 三人はそれを受けてマイヨに顔を向けた。
「閣下の理想には御前達の力も必要だ」
「我々の」
「うむ」
 マイヨはまた頷いた。
「閣下の理想には選ばれた者達の力が何よりも必要なのだ。御前達のような」
「大尉殿」
「だからこそ我々はここに来た。よいな」
「はい!」
「閣下の理想の為、力を借りるぞ」
「大尉殿、いえ閣下の為に」
「この命喜んで捧げましょう」
「うむ」
 マイヨはそれを聞いてまた頷いた。そして月を離れここに来る時のことを思い出していた。

「美しいな」
 ギガノス統合作戦本部の一室で威厳のある顔立ちをしたギガノスの軍服の男が地球を眺めながらそう呟いていた。
「地球はここから見るのが最も美しい。そうは思わないか」 
 そう言いながらマイヨに顔を向けてきた。
「ハッ」
 マイヨはそれに応えて頷いた。
「閣下の仰る通りです」
 マイヨの前にいるこの男こそがギガノスの指導者ギルトール元帥であった。かっては連邦軍において温厚かつ有能な将軍として知られたが今ではギガノスの指導者となっている。その理想主義故に地球に対して反逆の道をとった。彼もまた地球の未来を憂え、そして動いたのであった。問題はその理想ではなく行動にあったのだが彼はそれでもあえてこの道を選んだのであった。
「美しい星にはそれに相応しい者が住むべきなのだ。そうは思わないか」
「はい」
 マイヨはその言葉に同意した。
「閣下の御考えこそ地球を、そして人類を救う道だと思います」
「そうか。そう思うか」
「はい」
 マイヨは純粋な目をしていた。そしてその目でギルトールを見ていた。その後ろにある水槽で一匹の魚がはねた。
「これはランブルフィッシュといってな」
 ギルトールはマイヨに説明をはじめた。
「一つ
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