暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
スーパーロボット大戦OGs
0065話
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には『ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン』なんだが、長いので原作通りにダイゼンガーと略す。

「さて、世の中には漏れない秘密はないという事だ」

 もちろんこの件に関しては、どこかから情報が漏れた訳ではなく原作知識故だ。この研究所である程度信頼されていたレモンにしても結局は外様であり、この基地最大の秘密ともいえるDGG系列の機体に関して知る事はなかった。

「誰かが情報を流したというのか? いや、だがあの2機について知っているのは限られた者だけで彼らが秘密を漏らすなんて事は……」
「考え事をしている所悪いが、既に地下にあるというのは判明している。大人しく提供してもらえないのなら強硬手段としてテスラ研を破壊して物理的に地下格納庫への道を作る事になってしまうが?」

 その言葉を聞いたジョナサンは諦めの溜息をもらし、机の引き出しから取り出したカードをこちらへと渡す。

「エレベータのスロットにそのカードを通せば地下格納庫へと移動可能だ。だが、DGG系列の機体は2機共特定のパイロットの専用機として設計されている。君達が接収したとしても乗れるパイロットがいないぞ」

 なるほど、その辺も原作と同じか。元々ダイゼンガーはその名前通りにゼンガーの専用機として。アウセンザイターはエルザムの専用機としてクレイドル防衛用の機動兵器として造られた機体だ。
 だがこちらの世界ではゼンガーはともかく、エルザムはエルピス事件で死んでいる筈なんだが果たして誰の専用機として造られたんだろうか? 弟のライディース専用機か?

「知っての通りうちにはレモンという天才科学者がいるからな。彼女に任せればどうにかしてくれるだろう」

 人はそれを丸投げと言うのかもしれないが、丸投げすればきちんと成果が出るのだからそう悪い事でもない。
 それに、射撃特化の機体であるアウセンザイターの武器はもしかしたらグロウセイヴァーに対して流用出来るかもしれない。
 もっとも、特機系統であるアウセンザイターは大きさがグロウセイヴァーの2〜3倍近いので、武器をそのまま流用出来るかどうかはそれこそレモンに期待するしかないだろうな。

「それと、地下格納庫に行けば分かるが、機体自体はまだ殆ど組み上がっておらず部品がバラバラになっている状態だ」
「2機ともか?」
「ああ」

 となると、部品を地上へと上げるのには時間が掛かるか? いや、原作では完成した機体が地下格納庫から出撃したんだから、機体用のエレベータか何かある筈だな。

「完成された機体でないのは残念だが、部品ごともらっていく事にする。地下格納庫には機体搬出用のエレベータか何かあるんだろう?」
「それがないと地下で機体を完成させても地上に出す事が出来ないからね」
「なら、部品はそのエレベータで纏めて地上に
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