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転生とらぶる
スーパーロボット大戦OGs
0065話
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 W16、との名称にジョナサンの眉がピクリと動くが、エキドナは気に掛ける様子もなく報告してくる。

「はい、数名が反抗してきましたので打撲等の軽傷がありますが、その他は概ね問題ありません」
「との事だが、これでも信用して貰えないか?」
「……分かった。ここには君やレモン君にとっての知人、友人も多くいる。君の話を信じよう」
「では、まずはアギュイエウスとリュケイオスを用意して貰おうか」

 まずはこの基地に来た最大の目標である2つを要求するが、ジョナサンは申し訳なさそうに首を振る。
 もっとも曲者のこの男の事だ。その態度が演技だと言われても驚く事はない。

「その2つは現在封印されている。その解除には1日程時間が掛かるが、構わないかね?」

 1日、か。ヨーロッパで反攻作戦が開始されるのが明日と言う事を考えるとヴィンデル達がその作戦に失敗し、北米のコロラドにあるテスラ研へと到着する頃にはその2つの用意が整っている計算になるか。

「構わん。ただ、こちらとしてもそう時間的に余裕がある訳ではないのでな。なるべく早くしてくれると助かる」
「そうは言っても、今まではインスペクターにしか使用できていなかった物質転送装置だよ? いくら開発が終了したからと言って、ほいほい使える状況でその辺に置いておく訳にもいかないのは理解して貰えるだろう」

 言っている事はもっともなのだが、原作ではインスペクターにテスラ研を占拠された後にもダイゼンガーやアウセンザイターを隠し通した事実があるだけに、あまり信用するのも危険だろう。
 ……あぁ、そういえば。

「しょうがないな、その辺は任せる。だが明日のこの時間になっても用意できていない場合はこちらも手荒な手段を取る事になってしまう事を覚えておいてくれ。それと明日までの時間が空いたから、その間にこの研究所で開発されている各種機体を接収させて貰う事になるが、構わないな?」
「構うか構わないかで言えば、思い切り構うんだが……言っても無駄なんだろう?」
「そう言う事だ。レモンからの情報やコンピュータをざっと検索した所EG系列のソウルゲイン、VR系列のヴァイサーガ、SRG系列ではグルンガスト参式があるな」

 そこまで告げてから一端言葉を溜め、口を開く。

「それから、地下格納庫にあのビアン博士が設計したというDGG系列の機体が2機あるというのも把握している。悪いがその2機も接収させて貰う」
「馬鹿なっ、あの2機の機体情報は極秘で地上のコンピュータには情報すら残っていない筈! 何故知っている!?」

 さすがにダイゼンガーとアウセンザイターの2機の情報をこちらに知られているとは思っていなかったのだろう。今までの飄々とした顔つきが驚愕へと塗り変わる。
 ちなみに、ダイゼンガーは正式
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