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機動6課副部隊長の憂鬱な日々
第42話:ミッション・アンダー・グラウンド
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さり片付いてるじゃねーか」

「まあね。じゃあ連行しますか」

その時,バインドで縛られている少女が口を開いた。

「連行するのはいいけど,大事なヘリは放っておいていいの?」

それを聞いた時,俺達全員が凍りついた。
少女はさらにヴィータの方を向いて口を開く。

「あなたはまた,守れないかもね」

それを聞いたヴィータは逆上しているように見えた。
さらに少女は俺の方を見た。

「あの子は,あなたのお姉さんと同じ運命を辿るんじゃない?」

その言葉を聞いた俺は,全身の血液が沸騰するような感覚を覚えた。

「ロングアーチ02よりロングアーチ!ヘリは!?」

『高出力の砲撃を受けましたが,なのはさんたちが何とか間に合いました』

それを聞いた俺達が一瞬気を緩めたその時,ギンガが叫んだ。

「キャロちゃん!足元に何かいる!」

全員の目がキャロの足元に向いたとき,キャロの足元から現れた水色の髪の女が
キャロの抱えていたケースを弾き飛ばした。

俺は,とっさに水色の髪の女に体当たりして,ケースを確保する。
すると水色の髪の女は少女に近づき,少女とともに地面に潜っていった。
さらに,バインドで縛っていたはずのアギトとかいう女も,
全員が目を離した隙に姿を消していた。

「反応・・・ロストです」

キャロの報告にその場にいた全員が消沈した。

「起こってしまったことは仕方ない。レリックは確保できたんだし。
 全員地上に戻るぞ」

「「「「・・・はい」」」」

少し肩を落としながら元来た道を戻る5人を見送りながら,
俺はまだ少しこわばった顔をしているヴィータの肩に手を置いた。

「・・・大丈夫か?」

「・・・ああ。すまねー,浮足立っちまって」

「それは俺も同じだな。あの場に居た全員があの少女の言葉に
 浮足立ってた。ま,レリックは確保できたんだし,合格点でしょ」
 
極力軽い感じを出しながらそう言ったが,レーベンを握る俺の手は,
怒りで震えていた。
 
「・・・そうだな」

俺とヴィータは先に行った5人を追った。


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