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機動6課副部隊長の憂鬱な日々
第28話:ティアナの過去
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わかった。ちょうどヴィータも一緒にいるから連れてくよ」

『うん。頼むわ』

電話を置くとヴィータにはやてからの電話の内容を告げ,ヴィータといっしょに
部隊長室に向かった。



部隊長室に入ると,まだはやてしかいなかった。
俺とヴィータは,はやてに勧められるまま部隊長室のソファーに座った。

「ゲオルグくん,昨日は大変やったね。もう大丈夫か?」

「うん。おかげさまでもうすっかりいつもどおりだよ」

「そらよかった。あと,ごめんな」

はやてはそう言うと,深く頭を下げた。

「ん?何が?はやては何も悪いことしてないだろ」

俺がそう言うとはやては首を横に振った。

「部隊長として,総指揮を取る立場にありながら,
 フェイトちゃんとなのはちゃんっていう大きな戦力を会場内に配置したんは
 私の戦術構想が間違っとった。
 要人警護を敵戦力の迎撃より優先するべきやなかったって反省しとる。
 しかも,前線指揮官が負傷する事態になったんやから余計や」

はやては,苦しそうな顔でそう言った。
俺ははやての柔らかそうな頬をつまむと,ムニっと引っ張った。

「ま,そこははやての戦術構想に納得した俺も同じだよ。
 それに,結果論から言えばはやての戦術構想は間違ってたかもしれないけど,
 要人警護が今回の作戦でそれなりのウェイトを占めてたのは事実でしょ。
 あと,俺が怪我したのは俺自身の油断のせい。
 責任を感じるなら前線指揮を引き受けておきながらそれを最後まで
 全うできなかった俺の方。OK?」

俺がそう言うとはやては俺につねられた頬を押さえながら
恨みがましそうな顔をしていた。

「そやけど!」

はやてはなおも言い募ろうとするので俺はまたはやての頬をムニムニした。

「そやけどじゃないの。そもそもはやてはなんでも背負い込みすぎだよ。
 もうちょっと肩の力抜いて行こ!」

「むぅ,判った。そやけど今後はいくらゲオルグくんでも一人で動くんはなし。
 これは部隊長命令やからね。破ったら処分するから」

はやてはウインクしながらそう言った。

「・・・善処します」

「何か言うたか?」

「いえ,今後は単独行動しません,八神部隊長」

「よろしい!」

はやてがそう言うとちょうどドアが開いて,
なのは・フェイト・シグナムが入ってきた。
全員がソファに座ったところで,はやてが真剣な顔で口を開いた。

「今日みんなに集まってもらったんは昨日の戦闘の件でちょっと
 気にかけておいて欲しいことがあるからなんよ」

はやてがそう言うとフェイトが口を開いた。

「それは,ゲオルグが負傷したこと?」

「いや,そっちもない事はないけど,本題やない
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