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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第五十一話 超地球救済戦記!断罪王Z〈ゼット〉?断罪王Z 対 断罪王A〈アビス〉!いい歳した非正規雇用者をバカにする専業主婦は鉛筆の削りカスでも食ってろ!
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第五十一話 超地球救済戦記!断罪王Z〈ゼット〉?断罪王Z 対 断罪王A〈アビス〉!いい歳した非正規雇用者をバカにする専業主婦は鉛筆の削りカスでも食ってろ!

その日、二十五人の社会不適合者の前に一人の美少女が現れこう告げた。
『二十六番目の断罪王が覚醒した瞬間、終末黙示録の封印が解かれ、この世界でたった一人の神を決める断罪王同士の戦いが始まる』と。

俺の名前は暴田リキ。
道を歩いていると、前を歩いている人の背中を蹴りたくなることがよくある。
俺はそのたびに自分を抑える努力をしてきたが、もう我慢できなかった。
スーパーのバイト中に買い物中の客の背中を蹴り倒したせいで俺はなぜかクビになった。
俺は泣きながらどうして自分がバイトをクビにならないといけないのか担当者に必死に訴える。
担当者はまるで俺が全部、悪いみたいなことを言って俺を店から追い出した。
なぜ、俺がこのようなひどい目に遭わなくてはならないのか?
俺はただ、自分の本能に従ってお客さんの背中を蹴り倒しただけなのに...!
たしかに人に暴力を振るうことはよくないと、両親と学校の先生は言っていた。
でもそれは、両親や学校の先生の価値観であり、俺の価値観ではない。
人に暴力を振ってはならない、それは俺以外のみんなが共有している価値観。
特に理由もなく突然、人に暴力を振りたくなる、これが俺の価値観。
つまり、みんなと違う価値観を持った俺はとても可哀想なのだ。
なのに、俺が学校や会社やバイト先で人々に暴力を振るうたびに、みんなは可哀想な俺を否定して集団社会から無理矢理、追い出した。
俺がみんなと価値観が違う、ただそれだけの理由で。
じゃあ、俺はこれからどうやって生きていけばいいのか。
みんなと価値観が違うという理由だけでなぜ、俺は飢え死にしなければならないのか?
だってそうだろ?みんなと同じ価値観を共有できない奴はバイトや会社をクビになるしかない。
それはつまり、俺は産まれたときからすでに将来、社会に適応できずに飢え死にすることが決まっていたということだ。
深夜、俺を集団社会から追い出した人間たちの言葉と未来への不安に押しつぶされそうになった俺は家を出た。
深夜の公園では美少女が不良達に絡まれていた。
不良に絡まれている美少女は恐怖で目から涙を流している。
「お前らぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」
俺は不良たちに絡まれている美少女に襲い掛かる。
「きゃあああッ!」
不良たちは美少女に襲い掛かる僕を止めようとする。
「おい、お前!そんなことしたら美人の顔に傷がついちまうだろうがよ!」
「うるせぇよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!」
俺は不良たちの制止を振り切って美少女の顔を殴り続ける。
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