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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第五十一話 超地球救済戦記!断罪王Z〈ゼット〉?断罪王Z 対 断罪王A〈アビス〉!いい歳した非正規雇用者をバカにする専業主婦は鉛筆の削りカスでも食ってろ!
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たら俺は警察に捕まってしまう。
俺が警察に人殺しだと知られれば、俺は今まで見たいに自由に他人に大好きな暴力を加えることができなくなってしまう。
メシアの言葉が脳裏をよぎる。
『その週末黙示録を読めば、あなたは神に等しき力持つ存在、断罪王になれます』
断罪王に...断罪王Z〈ゼット〉になるしかないのか!
俺は試しに手に持っている終末黙示録を開く。
それが神々の戦いの始まりを意味していることも知らずに。
わかりやすくいえばこの世界の全てが俺の脳内に流れ込み、全身に浸透していく。
俺は自分でも不思議に思えるくらい、なんの疑問も抱かずに、断罪王変神の呪文の言葉に口から発していた。
「シンゴォォォォォォォォーッ!」
俺の衣服は粉々に破れ、筋肉が膨張し、皮膚を鋼鉄の装甲が覆い、全身が巨大化する。
銀色のボディが特徴的な断罪王Zに変神した俺の足元で警察官が地面に尻もちをついて驚愕している。
そして、終末を司る二十六番目の断罪王が覚醒した瞬間、各地で断罪王同士の戦いが発生した。
そして俺の目の前にも朱色のボディが特徴的な断罪王が現れ、パトカーと警察官を踏みつぶす。
「断罪王がもう一人?」
「そんなに驚くなよ、お前もメシアから聞いてるだろ?最後の二十六番目の断罪王が終末目録を開いた時、終末黙示録の封印が解除されて、二十六体の断罪王同士の戦いが始まることを」
「実は俺、その最後の...二十六番目の断罪王なんだよ」
「なるほど、ならメシアがあえて説明しないのにも納得がいくな。俺は深淵を司る断罪王...断罪王A〈アビス〉だ」
断罪王A〈アビス〉が俺に殴り掛かってくる。
「おい!いきなりなにすんだてめぇ!」
「お前も俺と同じで、この世界でたった一人の神になりたいんだろ!だったら戦うしかねぇだろぉッ!」
「俺は...別に神になりたいわけじゃない...!俺はただ、暴力が許されないこの世界で自由に楽しく他人に暴力を振るいたいだけなんだァァァァァッ!」
断罪王Zに変神した俺は断罪王A〈アビス〉の頭を拳で何度も殴る。
断罪王A〈アビス〉の蹴りが断罪王Zの腹部に直撃し、断罪王Zの全身が市街地に倒れ込む。
「なるほど...神なんて興味ねぇってか?おまえ!ぶっ壊れてんなァッ!」
断罪王Zが立ち上がる、市街地からは悲鳴が聞こえる。
「痛ってぇなァァァッ!でも!そうだ!これだァァァァッ!もっと!もっと!もっと!もっと!もっと!暴力を楽しもうぜぇぇぇぇッ!」
断罪王Zと断罪王A〈アビス〉の拳が激突する。
激突した拳から放たれた衝撃波が市街地を爆炎に包む。
戦いはまだ始まったばかりである。

次回予告 第五十二話 断罪王Z 対 断罪王B〈ブラスト〉!いい歳したアルバイトをバカにする専業主婦は白飯に消しカスでもぶっかけて食ってろ!
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