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イナズマイレブン〜クロスライジング〜
ギャルズの実力
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FW アツヤ 染岡 黒薔薇
MF 一之瀬 鬼道 風丸
DF 塔子 壁山 小暮 吹雪
GK 円堂

大阪ギャルズCCC

FW 天空橋 リカ 御堂
MF 万博 蛸谷 浪川 天王寺
DF 堀 虎浜 串田
GK 土洲




私の目の前に広がる光景。
こんな光景など想像したことなかった。
相手は雷門。

あまり経験したことないFWということもあり緊張していることもあるが
それ以上になんだろうこの気持ち…。

「楽しみ…!」

その私の言葉に黒薔薇くんは驚いたように反応する。

「お前からそんな言葉が聞けるなんてな」

「楽しまなきゃ損じゃない?こんな機会…!」

そんな様子を見ていたリカちゃんが寄ってくる。

「はぁ〜ん、そういうことか?」

私に後ろに周り肩を掴む。
そして黒薔薇くんに向かい話しかける。

「あんた…、ええ男やけど心美みたいな可愛い子はまだやれんなぁ〜」

「ちょっとリカちゃん!?」

「あんたあの男か…?」

「ちょっ、ちょっと!!??」

リカちゃんのペースにまんまとハマっていく私。
そんな中、黒薔薇くんが口を開く。

「ああ、待ってろ…」

「「え…っ!?」」

私とリカちゃんは同時に反応する。

「これってそういう流れやろ!?」

リカちゃんが顔を赤らめながら私に近づく。
思わず私もドキドキしてしまう。

「この試合俺らが勝つ。早く雷門イレブンに戻ってこい」

ガクッ。

何を期待してるんだ私。

「あんたまだまだ苦労しそうやな…」

私の耳元でそう呟くリカちゃん。

「あんた女子の敵や!絶対ギャフンと言わせたるわ!」

そう指を刺され指摘される黒薔薇くん。
当本人は全く心当たりはなさそうだ…。

「…まあええわ。はよ始めよか〜」

そんな様子を見ていた古株さん。
リカちゃんの言葉に頷き、ホイッスルを手に取る。
そんな古株さんの横には角馬くん。

《さあ間もなく雷門イレブン対大阪ギャルズCCCの試合が始まります!!》

その言葉で私達は構える。

「応援は任せとき〜!!フレっフレ!ギャルズ〜!!」

リカちゃんのお母さんの応援が私たちの背中を押す。

「任せとき〜、うちの必殺通天閣シュート決めたるで!」

「「「通天閣シュート!?」」」

雷門イレブンの選手達は驚く。
そんな中、私とリカちゃん、そしてもう1人のFW御堂玲華ちゃんがリカちゃんに話す。

「あんたそんなシュートないやろ?」

「アホやな〜、そんなん知らんのやから適当に言っとけばええねん」

「あ、あはは…」

私も苦笑いを浮かべる。

ピーーーーーーー!!

《試合
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