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僕は 彼女の彼氏だったはずなんだ 完結
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 数日後、地主の田中さんが友達と連れ添って、2時過ぎに来店してくれた。

「田中様 いらっしゃいませ ありがとうございます」と、私は、直ぐに、迎え入れた。

「天気が良いからね この人が、新しい俳句見てくれってうるさいのよー」

「あらっ 行こう 行こう って言っていたの幸子ちゃんじゃぁないの でもね、私も、掲示板増やしてくれて嬉しかったけど お陰様で、私の下手なのも貼れるしね」

「いつも ご利用くださって、ありがとうございます」

「美鈴ちゃん お礼なんて、いいのよ 道代ちゃんは、それで喜んでいるんだから」

「あら いつの間に 美鈴ちゃんて 知らない間に、仲良くなっているのね」

「この子 可愛いのよ 私の孫みたいなもんなのよ あっ 私 このまえと同じものお願いね おいしかったわ 道代ちゃんも同じでいいわよね おいしいから」

「なんなのよ それって 別に良いけど」

 私は、お料理と一緒に日本茶をお出ししていたのだか、食事が済んだ後も、

「どうぞ、ごゆっくりしていってください」と、新しく、お茶を持っていった。田中さんは、それを、一口飲んで、私の方を見ていた。そして

「こういうお店って、なくしちゃぁいけないよね」と、道代さんに話しかけていた。田中さんが帰る時に

「あなた 食後のお茶は、お茶の葉変えたのね おいしかったわよ そういう気づかいって、なかなか出来ないわよ 明日 お時間あるかしら ウチに来ていただける? お話もあるんでしょ」

「はい お伺いいたします 4時頃でいいですか」

「いいわよ 楽しみにしてます」と、言って、帰っていったのだ。

 翌日、私は、田中さん宅にお伺いしていた。お父さんに頼んで、オムレツとビーフシチューを持ってきていた。

「ごめんなさいね 忙しいのに 美鈴ちゃんと、もっと、仲好しになりたくってね」

「いいえ 私こそ、およびいただきまして嬉しいです」

「そう言ってもらえると、うれしいんだけど ちょと、他人行儀よね もっと、気やすくしてね」

「ありがとうございます なんか お言葉に甘えます」

「どうぞ 私は、孫が出来たみたいで、うれしいわ 今まで、ひとりぼっちだったから」

「あのー 田中さん 私 別の目的があって・・」

「わかっているわよ 私から、話すね もう、ひとりぼっちは、寂しいからね 老人ホームに入ろうと思ったの だから、今ある土地を整理して、そのお金でね だから、不動産屋さんに相談したの その話を あなた 多分 聞いたのよね 大切なお店だから だから、尋ねてきたのでしょ」

「ごめんなさい そのとおりです」

「で あなたは、どうしたいの?」

「私 となりの土地もお借りしたいんです 今のお店、もっと広
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