第五十五話 第二の封印
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「射出」
そして手裏剣を射出し、広範囲を斬り裂く手裏剣をまともに受けた二人は仰け反る。
「ハッ」
そして追撃のクナイ投擲。
それをかわして反撃に移ろうとしてもシャルナクはシャドウダッシュでレーザーサイトのサーチ範囲外に逃げてしまい、ホーミングショットが使えない。
「こいつ、モデルAの弱点を的確に突いてくるわね!!」
ホーミングショットが使えないのならリフレクトレーザーとチャージバスターを当てるしかないのだが、それも曼荼羅手裏剣で防がれてしまう。
ギガクラッシュは一度使えばチャージ・特殊攻撃に必要なエネルギーが枯渇するために無闇に使えない。
クロノフォスに変身してタイムボムを使うことも考えたが、シャルナクがそんな隙を与えるとは思えない。
「そうだわ、トランスオン!グレイ、あんたもモデルFに変身しなさい!」
「分かった!トランスオン!」
二人はモデルFに変身したことにより、シャルナクの動きが一瞬鈍くなる。
「該当データ無シ、モデルA特有ノ能力ト推定」
「グレイ、あんたが突っ込んで!アタシがサポートするわ!!」
珍しく役回りが反対となるアッシュとグレイ。
グレイはナックルバスターを構えて肉弾戦を仕掛ける。
「機動力、オリジナルノモデルFト同等。回避スル」
メガトンクラッシュのパンチを繰り出すが、シャルナクはシャドウダッシュでかわす。
しかし、移動した先で爆発が起こった。
「っ!?」
「グランドブレイクよ。時間経過で爆発するタイプの爆弾を設置する技…ライバルの技は調べとくべきじゃない?それともアトラスはあんたとの戦いで使わなかったのかしら?」
「ダメージ軽微…戦闘ヲ続行スル…!」
十字手裏剣を再び投擲するが、アッシュはナックルバスターを構えてショットを発射し、弾道を操作しながらシャルナクに当てる。
「グレイ、今よ!!」
「喰らえっ!」
「グハッ!」
ダメージによって硬直したシャルナクにフルチャージのメガトンクラッシュが炸裂し、吹き飛ばす。
火炎弾をまともに受けたシャルナクの全身を炎が包むが、何とかそれを振り払うと紫の分身を複数出してきた。
「捕捉」
分身と本体からクナイが投擲され、二人は攻撃を中断して回避を余儀なくされる。
「どれが本物なんだ!?」
「分からないわ…気配も完全に消えてる…でも…」
「ロックマン・モデルA、破壊スル…!」
とどめとばかりに分身に紛れたシャルナクがアッシュとグレイに十字手裏剣と曼荼羅手裏剣を繰り出して来た。
「本物が分からないなら…全部潰すまでよ!!グレイ、伏せなさい!!ギガクラッシュッ!!」
アッシュはロックマン・モデルAに戻り
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