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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
奇跡と切り札
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にか先ほどの場所でうつ伏せになっていた。

「ん?あれ程のダメージを受けてまだ生きていたか。しかし、そのダメージではもはや動くことはできまい。」

シグマは、エックスに向けて火炎を放とうとし始める。

「くっ!(ダメだよドラえもん・・・・・・結局・・・・・・?)」

諦めかけていたエックスはいつの間にか自分が何かを握っていることに気が付く。

「これって・・・・・・じゃあ、さっきのは!!」

(僕は君に会うことはできないけどいつもそばにいるよ・・・・・)

「お別れだ、エックス。」

シグマは、エックスに向けて火炎を放つ。エックスは、急いで握っているものに手を突っ込む。

「頼む!間に合ってくれ!!」

「そんなぼろきれで何ができる?あの世にいるゼロの後を追うがいい!!」

火炎は既に目前に迫っていた。エックスは『四次元ポケット』からあるものを出す。

「ひらりマント!!」

「ん!?」

「ひらり!!」

エックスがマントをなびかせた瞬間、火炎は反射されシグマの方へ戻ってきた。

「うぉぉぉおおぉぉぉ!?」

まさかのカウンターにシグマは混乱する。エックスは急いで次の道具を出す。今度は柄が違う布きれで自分の全身を覆った。

「おのれ・・・・・」

シグマは、布きれに全身を隠したエックスの方を見る。

「それで隠れたつもりかエックス!!!」

シグマは、怒りの雷撃を放つ。


「な、なに!?」


しかし、そこには焦げてチリになった布きれだけでエックスの姿がない。

「バカな!?あれ程のダメージでどうやって・・・・・・!?」

その時自分の左手に何やら凄まじい殺気を感じた。見るとそこには罅だらけだったはずのアーマーが完全に修復されたエックスが何やら両手の間からエネルギーの塊のようなものを生成されていた。

「アーマーが直っているだとっ!?そんな馬鹿なことが・・・・・・・」

「ライト博士が言っていた波動・・・・・・ようやくわかった気がする。」

エックスは、エネルギーをシグマに向かって突き出そうとする。その光景にシグマは初めて恐怖を感じた。否、正確には二度目の恐怖であるが・・・・・。

「う、うぉあぁぁ・・・・・・」

「シグマ・・・・・これでお前も終わりだ!!」

「来るなあぁぁぁぁぁぁぁぁああ!!!」

エックスは、拳を前に突き出す。

「波動拳!!!!」

両手から放たれたすさまじいエネルギーはシグマの頭部を突き抜けシグマパレスに風穴を開ける。

「ぐわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!!!!エェエックスウゥゥゥ!!!!」

断末魔に相応しい叫びをあげながらシグマは崩れ落ちていく。シグマパレスも同時に崩壊し始めエッ
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