暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep??誓い〜Appointment for reunion〜
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けど・・・勢い強すぎだよ。シャルを受け止めた私となのはとはやてはその場に倒れ込んだ。それを見ていた他の局員たちがクスクス笑っている。ルシルが「おいおいシャル。今のは危なすぎだろ」ゆっくりと歩み寄ってきた。

「・・・ルシル」

私はすぐさま立ち上がって、ルシルの真ん前に立ちはだかる。歩みを止めたルシルは私から目を逸らすことなく見つめ返してくれる。

「どうして何も相談しないで辞めたの?」

いま私の中にあるのは怒りに近い悲しみだ。確かに最近の私たちは離れ離れが続いてきたけど、この仕打ちはいくらなんでもあんまりだ。だから私は半ば睨むようにルシルを問い詰める。

「すまなかった。だが初めから辞めると決めていたから、相談とかは必要ないと思った」

「でも! それでも話して欲しかったよ!」

「そうや! 私らがどれだけ心配したか!」

なのはとはやても私のようにルシルを睨む。みんな身長の高いルシルを見上げるような格好だ。

「待って! ルシルだけの責任じゃないよ! 私も同罪だから!」

シャルが私たちの背後で叫ぶ。それを聞いた私たちは冷静になって、ルシルだけを責めていたことに気付く。

「「「ごめんなさい」」」

「責められるようなことをした俺が悪い。だから謝る必要はないよ」

3人でルシルへと謝ると、ルシルは私たちの頭を撫でて微笑んだ。やっぱりいくつになってもルシルに頭を撫でられるのが一番気持ちいい。

「ごめんね。なのは、フェイト、はやて。黙って辞めたことには本当に悪いと思ってる。それは本当だよ。でもこれは、どうしても必要なことなんだよ」

シャルは俯いたまま囁くようにしてそう口にした。辞めることがシャル達にとって必要なことなんて意味が解からない。

「何で辞める必要があるの? それは管理局に居たら出来ないことなの?」

「そうや、民間人にならなアカン理由でもあるん・・・?」

「・・・そうだな。管理局のような組織に入っていると行動が制限されてしまう。今の俺とシャルにとっては、それがどうしても枷になってしまうんだ」

なのはとはやての疑問にルシルが答えてくれた。そうまでしないと出来ないことが気になったから、今度は私が聞いてみた。

「ルシルとシャルは一体何をしようとしているの? それって休日にいつも出掛けていたことと関係があるの?」

「うん・・・そうだよ。私とルシルが別の世界へと行っていたことと関係があるの。私とルシルには、どうしてもやらないといけない事があるんだ。でも休日だけの時間じゃ圧倒的に足りなくなってきたんだ。だから・・・」

「管理局を辞めて、そのやらないといけない事のための時間を作ろうとした」

「うん」

私の質問に答えたシャルがそう話す。具体的なこと
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