暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep??誓い〜Appointment for reunion〜
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――確かになのは達と一緒に居たいけど、あなたにばかり辛い事を押しつけてまで、あの子たちと一緒に居られないもん!――

――分からず屋!――

――どっちが!――

結局はシャルも辞めると言い出し、またも暴力で俺はねじ伏せられ、こうして2人で辞職することを決めた。決めてから今日まで1ヵ月。関わっていた事件・事故の案件を片づけ、終わりの見えそうになかった案件に関しては引き継ぎなどを行い、それらの作業も終わらせた。たとえ今日で私とシャルが辞めようとも何も問題はない。そうなるように計画を立てて、実行したからな。

「私だけ残って楽しんじゃいられないよ。それに、ルシルだって本当はこのまま残りたいんでしょ?」

「どうだろうな? 確かになかなか楽しめたと思うが・・・」

そうだな。残りたいという思いは小さいが、フェイト達と離れるのは少し辛いかもな。さすがの俺もここまであの子たちと付き合えば名残惜しく思う。 

「ふ〜ん。顔にはまだ居たいって書いてあるけどね」

シャルが上目遣いで俺を見て笑っている。そこまでハッキリと顔に出るのも俺としては問題だな。

「あぁ、認めるよ。俺はまだあの子たちと一緒にいたい。だがもう限界だ。管理局員と守護神、両立することはもう出来ない」

「・・・うん」

だからこそもう管理局にはいられない。残念だが、あの子たちとはしばらくお別れだ。ようやく総務部へと着き、リンディさんの姿を探す。しかし見当たらないため、近くに居た局員にリンディさんの居場所を尋ねることにした。

「すみません。ハラオウン統括官はどちらに?」

「あぁこれはセインテスト一尉、フライハイト一尉、お疲れ様です。ハラオウン統括官でしたら、休憩所の方でお休みになっていると思います」

私とシャルは「ありがとう」と局員に礼を述べて総務部を後にして、近くの休憩所へと向かう。休憩所に着いてすぐ「ルシル。あそこに居るよ」シャルが指差すところに目を向けると、リンディさんがお茶を幸せそうに飲んでいた。俺たちは休憩中のリンディさんの元へ向かう。

「ハラオウン統括官、今お時間よろしいですか?」

「休憩中に申し訳ないですけど」

シャルと2人して敬礼をし、時間の余裕があるかを確認する。休憩中だからこその確認だ。まぁリンディさんの様子からして必要ないとも思うが。

「あらルシリオン君、シャルロッテさん。ええ、大丈夫よ。どうぞ座って座って♪ それより私相手にそんな堅苦しい挨拶は抜きでいいのよ? 私たちの仲じゃない♪」

リンディさんに促されるままに椅子へと座ると「お茶はいかが?」と誘われたが、それはもう丁重にお断りした。リンディさん。絶対に糖尿病になりますよ。クロノとエイミィが結婚すれば、子供が生まれます。孫ですよ、孫。そ
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