暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第3章 さらば聖剣泥棒コカビエル
第44話 掻き乱される日常
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いきなりな究極の選択!? っていうかどっち選んでも選ばなかった方に殺されるんじゃないか俺!? それに選ぶとしたら火織以外に考えられ……

ギロッ!

 ひぃ!? もしかして考えてることまたしても読まれた!?

「こうして裸の女の子前にして別の女の子のことを考えるなんていい度胸ねイッセー」

「ご主人様? こうして使い魔がご主人様のために体張ってるんですからもう少し私に気を使ってくれてもいいと思いませんか?」

 だ、だからなんで皆俺の考えてることをそんな普通に読むんだ!? っていうか丁寧語で話すレイナーレがめっちゃ怖い! 笑顔がもう天使にしか見えないのに震えが止まらないよ! 堕天使になったのも納得の怖さだ! と、そんな時

コンコン

「イッセーさーん。そろそろ早朝特訓の時間ですよー」

 この声はアーシア! 良かった! っていうことは今日起こしに来てくれるのはアーシアだったのか! 火織じゃなくてよかったぜ。ってあれ? さっきレイナーレも起こしに来たって言ってたよな? じゃあレイナーレが遅いからアーシアも来たってところか?

「イッセーさん? まだ寝てますか?」

 おっといかんいかん。早く返事をしなくっちゃ。んで、さっさと早朝特訓に行っちまえばこの場から逃げられるぜ! 帰ってきた頃には2人の機嫌も治ってるだろ! そう思ってたのもつかの間

「アーシア先輩、お兄ちゃんまだ起きて来ませんか?」

 この声は白音ちゃん?

「あ、白音ちゃん。レイナーレさんがさっき起こしに行ったはずなんですけど降りてこないんです。それにノックしても返事がありませんし……」

「……中からお兄ちゃんの他にレイナーレ先輩と……何故か部長の気配がします」

「えっ!?」

 や、やばい! 部長がいることまでバレた!? って白音ちゃんに隠せるわけ無いか! は、早く2人に服着せないと! と思った所で間に合うはずもなく、バンッ! という音を響かせて乱暴に扉が開かれた。そこには焦った表情のアーシアと……とても不機嫌そうな顔の白音ちゃんが。

「……何してたんですか?」

 あ、明らかに白音ちゃん怒ってる! 白音ちゃんの後ろに般若が見える! すごいね白音ちゃん! 血がつながってなくても立派にそれをおばさんや火織から継承したんだな!

 そんな白音ちゃんと今にも泣きそうになってるアーシアに対して部長とレイナーレはニコッと笑うと

「さあ? 特にこれといったことは何もしてないけど?」

 って言ってレイナーレが俺の腕に抱きついてきた!? う、腕が胸の谷間に! っていうか先月風呂場で遭遇した時よりも若干大きくなってないか!?

 一方部長は

「ええ。主と下僕の親睦を深めていただけよ?」

 と言って俺の首
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