暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第3章 さらば聖剣泥棒コカビエル
第44話 掻き乱される日常
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っしゃ! 明日は火織の手料理、テンション上がってきた! 黒歌姉たちはそんな俺のことを睨んでくるけど……このくらい許してくれ!







 その後俺たちは朝食を食べ終わると一旦各自の部屋に戻り、学校に行く準備を済ませて玄関前に集合したんだけど……

「部長、遅いわね」

「何かあったんでしょうか?」

「まあまだ時間には余裕があるけど……あんまり遅いと遅刻しちゃうにゃ」

「俺見てくるから皆ちょっと待っててくれ」

 そう言って俺が荷物をおいて玄関に走り寄ろうとした時に、ちょうど部長は出てきた。だけど

「部長、どうかした?」

 部長は機嫌が悪そうな顔をしていた。いやさっきまで俺のせいで部長のみならず火織以外皆ちょっと機嫌が悪くなってたんだけど、なんかそれに輪をかけて機嫌が悪いというか……

「皆、今日の部活後の仕事の方はお休みよ」

「お休み?」

「何かあったんですか?」

「さっきグレイフィアから連絡があったわ。私の領内にはぐれ悪魔が侵入しているそうよ」



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