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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第1部〜崩壊する楽園〜
第24話『装填の殲滅龍』
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それは、小さな奇跡でした。あの人はやっぱり私達の為に戦っていた。世界の平和を守る為に、自分を貶めてでも目的を成し遂げた。だけど、結果は残酷なもので………仮面ライダーディロード、始まります─

装填の守護者、ディロード。幾多もの世界を救い、その心は何を思う─

「……ん…なんか変な夢だった。」
魔法少女リリカルなのはA′sの世界でフェイトは目を覚ます。
「おはよう、なのは。これからはやてのところに?」
「うん!フェイトちゃんも一緒に行く?」
「もちろん。」
なのはとフェイトははやてのところに行く。
時空管理局の保護施設にはやてはいた。本人は関与していないとはいえ、ヴォルケンリッターの主であるはやては、闇の書事件の重要参考人として隔離されているが、関係者との面会は許されている為、二人と会って話を始める。
「おはよう、なのはちゃん、フェイトちゃん。なんか今日すごく嫌な夢を見たんや。」
「はやてちゃん、どうしたの?」
「夢にリィンフォースが出てくるんやけど、そのリィンフォースが、知らないお兄さんに殺される夢なんや。せやけど、何故かリィンフォースは幸せそうな顔をしてたんや。まったく、朝から目覚めが悪いんよ。」
はやての話を聞くと、
「はやての夢にも出てきたの!?私も、夢の中で知らないお兄さんが出てきて、ソニックフォームと同じ運用の戦闘方法をしていた。だから、その運用が私のソニックフォームでも出来ないか、シャーリーに聞こうと思って。」
フェイトも反応する。
「それなら、フェイトちゃんはシャーリーさんのところに行ったら?私、もう少しはやてちゃんとお話したいから。」
「わかった。なのは、はやて、行ってくるね。」
フェイトは部屋を出る。

「フェイトちゃん、どこでその真ソニックフォーム理論を思いついたの!?」
フェイトはシャーリーことシャリノに言われる。
「真ソニックフォーム理論?」
「そう。今のソニックフォームだと、ザンバーが重くて機動力を低下させているでしょ。だから、バルディッシュを小型の二刀流、ライオットザンバーに移行させる真ソニックフォーム理論を考察していたの。」
「そうだったんだ…」
フェイトは深く考えていた。

「…という夢を見たんだ、立花さん。」
仮面ライダーの世界で本郷と一文字は藤兵衛に話していた。
「猛、隼人、それはきっと、お前達に仲間が欲しいと思っている部分があるんじゃないか?」
「仲間、ですか…」
「これ以上、悪の被害者が増えるのは、俺達は望んでいない。」
「だから、そんな小さな道具で変身する人間の仮面ライダーが夢に出てきたんだろ?」
「なるほど…」
藤兵衛の言葉に、本郷達は深く頷く。

「…始!?」
何処かの紛争地帯、剣崎は目を覚ます。
「…夢でも、始や橘さん、睦月、広瀬さん
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