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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第1部〜崩壊する楽園〜
第6話『悲壮の告白』
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ースに質問されて語り出す。

雅はゴーカイジャーの世界で居住施設を確保出来ずに近くの公園で野宿することにした。
「この世界は、仮面ライダーがいない世界なだけあって、俺を拒絶する傾向にあるな…」
雅は愚痴のような独り言を言いながらテントを設置して、野宿の準備を進めている。すると、
本当に、このままでいいのかい?
謎の声立てる聞こえてくる。
「誰だ!?」
雅が後ろを見ると、そこには右翼は美しい天使、左翼は禍々しい悪魔の翼を生やした中性的な青年がいた。
「お前は、何者だ?」
雅は青年に質問する。
「僕かい?僕はアンリ、君達がいう所の天使ってやつさ。」
「そのわりには、悪魔か堕天使みたいな姿をしているみたいだが?」
「僕が天使に見えるか悪魔に見えるかは僕と契約する人の行動一つさ。おっと、話が脱線したね。君は今、あの惨劇をやり直したい。もし仮面ライダーにならなければ誰も苦しまないで済んだと思っているね。」
アンリと名乗る天使は雅の心境を読む。
「そうだな…どうせ俺の思考が粗方読まれているなら、変に嘘をつくよりは認める方がいいか。そうだ。俺は、あの時バアルと契約してこのディロードライバーを手に入れた。でも、今はこう思っているんだ。俺がこのディロードライバーを手に入れた所為で多くの世界が被害を受けたなら、やり直したい。この力を手に入れる前に戻って、ディロードライバーを手に入れる未来を変えたいと。」
「そうだよね。それなら、僕と契約する気はない?」
「契約?」
アンリは雅に質問する。
「僕はね、人の人生を2回だけ、リセット出来るんだ。」
「リセット?」
「そう。今の君のセーブポイントはあの日、君が仮面ライダーの力を手に入れた日の昼間。まだ契約に踏み止まれるわずかな間だ。勿論、そこからまた仮面ライダーになる道を選んでもいい。どうする?」
アンリは雅に説明し、質問する。
「あの悲劇をやり直せるなら、お前の契約にのる。」
雅は契約する道を選ぶ。
「そうか。それならカードの中にリセットってカードがあるよね?それを使えば、セーブポイントに戻れる。あとは君次第さ。」
「…分かった。」
【ATTACK RIDE-RESET-】
雅はリセットのカードを使う。

「…ここは…」
雅は、城南大学付属高校の制服を着て通学路に立っていた。
「…ディロードライバーが無くなっている。本当にあの日に戻れたのか。」
雅は下校の為に道を歩いてゆく。そして、その夜は何もせずに眠りにつき、そして…
「どうして…なんで大ショッカーが!?」
雅が目を覚ますと、大ショッカーの軍団が街を破壊して回っていた。
「今はディロードライバーも無い…このまま、世界が滅びるのを…待つしか俺には出来ない…」
雅は泣きながら呟く。
どうやら、君がディロー
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