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吸血鬼になったエミヤ
030話 日常編 語られるネギの過去
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日、ネギは…疲れを通り越してやつれていた。
それでクラスの生徒達は心配になっていた。
授業が終わり出て行く時も何度もどこかにぶつかったりしていて怪しさ全開である。

「たった2、3時間の練習であんなになっちゃうなんて絶対おかしいわよ。何やってるかつきとめてやる」

真相を知ろうと着けようとするアスナ。
それに便乗してのどか、夕映、古菲、朝倉が着いてきて、途中でこのかと刹那も合流してネギを尾行する。
見ていたら途中でエヴァとシホ、アヤメと合流していた。

「エヴァちゃんはともかくシホ達も?」
「なにがあるんでしょうか?」

とりあえずつけていく一行。
そして着いた場所はエヴァのログハウス。
中で修行?
疑問に感じ一同は中に入っていき地下の道を発見し降りていくとジオラマ球を発見する。
それに近づくと一同はその場から次々と消えていった。

そして最後にアスナが消えて次に目をあけたらそこはなんとジオラマ球の中だった。
中は二つの塔が手すりのない細い橋で繋がれていて、周りを見回せば海が広がり気温は南国のように暖かい。

「な…ど、どどど、どこなのよここーーーーッ!?」

思わずアスナはファンタジー(と読んで非常識)な光景に叫びを上げた。
唯一残っていた夕映によればすでに30分は時間が経っていたという。
そして移動した塔の中ではネギとエヴァのなにやら怪しい会話が聞こえてきて全員顔を赤くする。
たまらずアスナは「子供相手に何やってんのよーーーっ!!」と飛び込んでいくが実際はただエヴァがネギの血を吸っているだけの光景に呆気に取られる。
それからしばらくして、

「―――ここは私が造った『別荘』だ。シホの足が治る少し前にリハビリのために掘り出していたものをそのままぼーやの修行に使っている」
「ここで私も戦闘面でのリハビリをしていたっけ」

エヴァがいうにはここは日本昔話の『浦島太郎』の逆でここで一日過ごしても外では一時間しか経過していない。
これを利用してネギに丸一日たっぷり修行を受けてもらっているというもの。
実はシホの足らない魔法知識もここで全部覚えさせられたという事があったが、まぁ言わない方がいいだろうという事になった。

「……てことはネギ君、1日 先生の仕事した後、もう1日ここで修行してたってコト?」
「教職の合間にちまちま修行しててもラチがあかないからな」
「てコトはネギ坊主、1日が2日アルか!?」
「大変過ぎやーーーーーっ!」
「ネギ、アンタまたそんな無理して…………」
「大丈夫ですよアスナさん。それにまた修学旅行みたいなことがあったら困りますし、強くなるためにこんなことでへこたれてなんていられませんよ!!」
「……………」

ネギの無理はしていない、大丈夫という言葉にアス
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