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ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第2章:リムルダール編
15:馬鹿が考える事
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ながらエルの一言だけは意外に酷い(笑)

「如何じゃリュカ……使えそうか?」
「使えると思う。 ただ新しい料理台を作るのに煉瓦が要るんだ。それを手に入れないと……」
新たな料理台の構想は俺にもあった。実現するための材料が無かったけど。

「煉瓦ならば大丈夫じゃろう。タルバが研究を行っていた遺跡跡は煉瓦造りじゃから」
「……おいジジイ。行った事あるのか?」
「い……いや無いぞ! 行った事なぞ無いぞ!! ただ遺跡跡なんて大概煉瓦造りじゃろ!」
「……………」

何か隠してるジジイ(ゲンローワ)
まぁこいつのプライベートになんて興味ないから探ろうとは思わないけどね。
それよりも、もう一つ気になるのは……

「しかしアホリン(ノリン)……何で都合良く、こんな設計図を用意してあったんだ? 食材を食い尽くしたのは計画的だったのか?」
「ち、違うよ……そういう訳じゃないよ!」

「何をそんなに慌ててる? 余計に怪しいぞ」
「な、何でもねーよ。い、いいだろ……何で設計図を持ってたかなんて」
「いいえ気になりますわ。何かやましい事でも隠してるのでは!?」
アホリン(ノリン)の考えなんて如何でも良いのに、エルは気になる様だ。

「は、恥ずかしいから言いたくない……」
「恥ずかしいからですか? やましいからでは無いのですか!?」
きっとアホな理由なんだよ……そっとしておいてやろうよ。

「い、言ったら絶対に俺の事を馬鹿にする。だから言いたくない」
「あははははははははっ! やっぱりアホだなアホリン(ノリン)は。言おうが言わまいが、お前は既に馬鹿でアホだ。馬鹿にするも何も、今と対応は変わらない」
俺も酷い事言ってる自覚はあるけど、頷いて同意するエルとジジイ(ゲンローワ)も酷いと思う。

「うぅ、酷い……じゃ、じゃぁ言うけど、俺……頭良くなりたいんだ!! だから新しい料理台で頭良くなれる料理を作ってくれ!」
「「「……………」」」
周囲に言ってやった感を出しながら、馬鹿な事を叫ぶアホリン(ノリン)

「あのな……馬鹿にするなって言うけども、自ら馬鹿を認めてるんだから、馬鹿にするなって言うのが無理。頭良い奴は『頭良くなりたい』なんて言わないもん」
「う、うるせぇーよ!」

「しかし……また何で今更頭良くなりたいんじゃ? アホリン(ノリン)なんじゃからアホでいいじゃろ」
「いいわけねーだろ! 理由なんか秘密だよ。兎も角俺は頭良くなりたいんだ。よく言うだろ……魚を食べると頭が良くなるって。だから魚の栄養を存分に生かした料理を食べたいんだ!」

「あのなぁ……お魚天国じゃないんだから、魚を食べただけで頭が良くなるわけじゃないぞ。魚を食べた上で勉強してコソの効果だからな」
「わ、解ってるよ! 
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