暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2264話
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避難民達を殺そうとしたザクの攻撃を防いだのだから、ホワイトベースに収容されている避難民の数が原作よりも多いのはほぼ確実だろうし。

「そうか。俺はイザーク・ジュールだ」
「……君と一緒にいた人物は、別の名前で君を呼んでいる、という風に聞いたが?」

 そう尋ねてくるブライトだったが、はたしてそれはブラフなのか、本当なのか。
 実際にメリルが俺をアクセルと呼んだ事があるのは間違いない以上、完全にブラフであると言い切れないのは痛いよな。
 だが、アムロがここにいるという事は、ブラフであるという可能性も決して否定出来ないのも事実。

「何の話だ? 正直なところ、何を言ってるのか、分からないが」

 取りあえず、そう惚けておく。
 まぁ、ここで実は俺の名前はアクセル・アルマーだと言っても、一般的に知られているアクセル・アルマーとは明らかに違う以上、信じて貰えないとは思うが。
 とはいえ、今の俺が10代であるというのもあって、弟くらいには思われる可能性は否定出来ないのだが。

「……まぁ、いい。では、仮にイザークという事にしておこう」

 あからさまに疑っている表情のブライトだったが、それ以上追求してこなかったのは助かった。
 実際には、追求をするよりも先に色々とやるべき事が多いから、というのがその理由なのだろうが。

「では、イザーク。君の所属について聞かせて欲しい」
「そう聞くって事は、もう分かってるんじゃないのか?」

 先程、俺が避難民を助けたという事で礼を言ってきたブライトだ。
 そうなれば当然俺がやった行為についても理解しているだろうし、逆に言えば先程の言葉はこの台詞の為の前置きだった、と。そういう風に思ってもいい筈だ。

「そうだ。……君はルナ・ジオンの人間。それも、恐らく軍人。違うか?」
「……さて、どうだろうな。ここではっきりと答えるのは、そっちにとっても色々と不味いだろうから……誤魔化しておくよ」

 実際、ルナ・ジオンの人間がこのサイド7にいた……それも無断で入り込んでいたというのが知られると、ルナ・ジオンも不味いが、連邦軍にとっても不祥事的な意味で不味い。
 その上、実際には俺はルナ・ジオンじゃなくて、シャドウミラーの人間だし。
 ……いや、薄々俺の正体を察していながらも、ブライトが俺をシャドウミラーじゃなくてルナ・ジオンの人間と言っているという事は、向こうも結構譲歩していると考えた方がいいのか?

「君は……MSの操縦は、出来るのかね?」

 俺にそう尋ねてきたのは、ブライトではなく、その横のベッドに寝ている老人の方だ。

「そうだな。ザク系列の操縦は出来るし、ヅダ系列の操縦も出来る。ドムやグフは操縦した事がないけどな」

 向こうがこっちに譲歩しているのだから、こ
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