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異世界転移した最強の俺、追放されたSSS級冒険者(美少女)を拾う
解析による攻撃
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 そこでルーシーが杖を構えて、

「“風輪の雫”」

 そうい追って杖を今まさにこちらに向かって歩き出した敵であるあの集団……操られているのであろう冒険者に向かい杖を突きだす。
 同時に淡く緑色に輝く魔法陣が展開されて、風の球状の塊がいくつも飛んでいき、前方の十人ほどに向かって飛んでいき、その人物たちに当たったかと思うと“消滅”した。

「え?」

 間の抜けた声を珍しくルーシーがあげる。
 そしてすぐに追加で魔法攻撃をしようとするルーシーだが、それよりも早く俺は“勘”のようなものが働いて即座に、

「“分析(アナライズ)”、範囲しては俺の前面横50メートル、前方50メートル、防具と……武器に関する情報」

 そう叫んで“分析(アナライズ)”を開始する。
 それはコンマ以下の秒数で瞬時に行われて、その情報の中で重要な部分を幾つか確認する。
 結果を他の人物たちにも知らせるならば、目の前に光の窓のようなものを呼び出してそこにこの世界の言語で表示するが、今回はそんな余裕はないので割愛して端的に情報を俺は説明をしようとする。
 
 ちょうど再び攻撃したルーシーの魔法がかき消された(おそらくは先程よりも強い攻撃だった)所だった。

「な、なんでまた」
「愚かな! 今回は我々にとって負けられない戦いだからな!」

 と、昼間襲ってきたナントカさん(名前を忘れた)が叫ぶ。
 それにルーシーがいつも以上に機嫌が悪そうになったので俺は、

「ルーシー、どうやら簡単な防御魔法がつけられていると、一見、間違えてみてしまうらしい」
「え?」
「たぶん今のルーシーには“制限”がかかっているから、見れないんだろう。それと、その奥の方に“この世界のものではない物質”の集合体が存在しているらしい。エネルギーで言うと“闇の魔力”に属するものではあるらしいが」
「え、え?」
「とりあえず、魔法で押し切ればそれらはすべて壊せるらしい。更に詳しい説明は後にする。まずは攻撃できるよう……まずは解除しないといけないな。範囲指定:前方50メートル、今回の条件指定は“この世界のものではない物質”、“指標(アクティブ)”」

 とりあえずは目的の箇所に指標をつけた俺だが、そこで気づいた。
 そういえば俺、まだ結界魔法位しか使えないことになっていたと。
 この分析関係は、後で何とか結界関係の能力と絡めてできる“言い訳”を考えておかねば、と俺は思ってから、

「ルーシー、エリカ。魔法攻撃してくれ。それを俺が誘導する。何しろ俺は結界の魔法しか使えない(事に)なっているから」

 そう俺が言うとルーシーが、

「……分かった、よろしく」

 そう言って風の魔法を準備してエリカが、

「このまま殴りに行っても大丈夫そうだったから
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