暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2253話
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ガの奴はマリオンと会ってるし、マッシュは何か調べるって言ってたな」
「ふーん」

 マッシュはともかく、オルテガは……本気でマリオンとの関係が怪しくなってきたな。
 師弟愛的なものだと思ってたんだが。
 というか、年齢差! ……その辺は俺もあまり言えた事ではないが。

「で、アクセルは途中で降りるんだよな?」
「ん? ああ。まぁ、そんな感じだ。サイド7に行くからな」
「……連邦軍が何かをしている可能性、か。一体何を考えてるのやら。気にならないか?」
「気にならないと言えば嘘になるな」

 何気に、ガイアも連邦軍に関しては思うところがあるらしい。
 もっとも、MSとかを開発してるにしても、恐らくそれはルナツーなんだろうが。

「俺の事を心配するよりも、自分達の方を心配した方がいいんじゃないか? ルナツーは、仮にも宇宙に残った連邦軍最後の基地だ。当然のように、守りはガッチガチに固めてると思うぞ?」

 実際、連邦軍にしてみれば、ルナツーが最後の拠点である以上、可能な限り防御を固めるというのは間違いない。
 幾らMSが高い機動力を持っていても、ハリネズミのように対空砲――対宙砲と呼ぶべきか――を装備していると思われるルナツーを攻略するのは、簡単な話ではない。
 今までの戦闘では、何だかんだとルナ・ジオン軍に死者が出るような事はなかった。
 だが、今回の戦いでは、今まで盾代わりになっていたメギロートやバッタといった存在がいないし、向こうも十分い防衛の戦力は用意している筈。
 そうなると……初の戦死者が出るという可能性は、決して否定出来ない。
 いや、今まで戦死者の1人も出なかったってのが、出来すぎだったんだけど。

「だろうな。その辺は分かってるよ。だが……俺達も軍人としてルナ・ジオンにいる以上、これは必要な行為だ」
「……らしいな。正直、俺にはその辺はあまり理解出来ないんだが」

 軍人にとって誇りとかプライドとかが重要なのは理解しているつもりだ。
 だが……それでも、出さなくてもいいような被害をわざわざ出すかもしれないのに、シャドウミラーの戦力を使わないのは、と。
 俺がそう思ってしまうのは当然だろう。
 もっとも今更その辺を言っても、既に事態は動き始めている。
 そうである以上、今の俺が何を言っても既に意味はないだろう。

「その辺の話はもういいとして、だ。このグワジン級の料理が美味いって聞いてきたんだが……それは本当か?」
「ああ、それは間違いない。料理に関しては、ルナ・ジオンも色々と力を入れてるからな」

 まだルナ・ジオンが建国されてから数ヶ月程度ではあるが、それでも既に農場からはそれなりの数の野菜がクレイドル内に流通するようになっている。
 また、ホワイトスターを通して大量の食料
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