暁 〜小説投稿サイト〜
ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第2章:リムルダール編
10:今日のワンコ
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
上に面倒臭い。
どうしよう……『仲良くしなきゃダメでしょ!』とか言って無視しようかな?

でもその混乱ワンコ(リカントマムル)がリムルダールに攻め込んでくるかもしれないなぁ……
KYN(空気読めないノリン)とかが被害に遭うのは問題無いけど、エルとかが其奴等の毒牙にかかるのは避けたいなぁ……

「よし、このイケメンビルダーが作ろうじゃないか!」
「おおぅ、やってくれるか!?」
「おう、超特別だからな。感謝せよ! んで、その混乱の元凶は?」
「先程申したであろう……この近辺を徘徊しておるから、おヌシで確保せよ」

「そこから!? なにそれ? 上から目線で人に頼み事しておいて、何の準備もしてないの!?」
「仕方なかろう、貴殿が来るなんて思いもしなかったのだから」
だからって丸投げかよ!

ムカつくから一発殴ってやろうと思ったんだけど、無邪気な顔でこちらを覗き込む犬みたいで、殴るに殴れない。尻尾パタパタ振ってるし。
一旦帰ったら、KYN(空気読めないノリン)あたりを殴ろう。
でもその前にリカントマムルから混乱の元を採取しなければ……






犬小屋から出て辺りを見渡すと、直ぐに例のワンコと遭遇する。
ちょっと爪の垢を貰えないか頼もうとしたら、有無を言わさず攻撃して来やがった。
(あったま)きたから、カウンターで屠りさる。

早速こいつから混乱の元を採ろうと(前足)を掴むが、この汚らしい爪の垢をほじくる事に嫌悪感があり、手首から切り取って持ち帰る事に……
気持ち悪い作業はジジイ(ゲンローワ)に任せよう。

リュカSIDE END



(リムルダール)
ノリンSIDE

またもリュカが帰ってきた。
今日は随分と出入りが激しい……
それだけ色々と発見してるって事だろうか?

俺の依頼は後回しと言っていたし、多分まだ何も進展してないだろう。
そうは思ってたんだがゲンローワの爺さんに何かを手渡し指示を出すと、俺の姿を見付け近付いてくる……
もう俺の依頼を完遂したのかと期待をしてると、途中で会ったエルさんに近付きイチャイチャ始めた。

「ワシに用事を押し付けておいて何をしておるか!」
だが一旦薬局へ戻りかけたゲンローワの爺さんに見つかり怒鳴られた。
俺の釣り道具は?

「うっせーな。テメーはサッサと薬を考えろ」
「も、もう考え付いたわい! 教えてやるからコッチに来い!」
何時もの見慣れた遣り取りなのだが、俺の釣り具が気になる。

暫くして薬局からリュカと爺さんが出てきた。
何かを完成させたのか、リュカの手には薬らしき物がある。
次は俺の用事を終わらせるのだろうと期待したが、リュカはまた旅の扉へ向かってしまった。

俺は思わずリュカへ近付き……
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ