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普通だった少年の憑依&転移転生物語
【ハリー・ポッター】編
226 6年目の夏休み
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……ちなみにウィーズリー家≠ニ一口に云ったが、実際にウィーズリー家でこのブラック邸に居るのはロンとジニー、おじさんとおばさんだけだったりする。

フレッドとジョージは、ちょっと前まではブラック邸に居たが、今は親元を発ってダイアゴン横丁で店を構えた。……当初ウィーズリーおばさんは難色を示したが、その盛況具合を見て、最終的にはフレッドとジョージに口を出すのを諦めた。

その店は【ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ】と云う店名で、。

パーシーとチャーリーは変わらず、各々の職場で働いている。

そしてビルだが、意外な人物と婚約した。、なんとフラー──三大魔法学校対抗試合(トライウィザード・トーナメント)≠ナボクやロンと競い合ったフラー・デラクールだ。

フラーに聞いた二人の仲の始まりは、(くだん)のトーナメント℃桙ノフラーがビルに一目惚れしたとの事で、フラーは超絶美少女なのでビルも満更でも無い模様。今は隠れ穴≠ナイチャイチャしていることだろう。

来年に挙式するとフラーから聞いている。

……しかしボクを除く女性陣は──特にウィーズリーおばさんはフラーが嫁に来るのは反対らしく、気に入っいるトンクスを事あるごとにビルへの伝言の依頼≠ニかなんとかと理由付けては隠れ穴≠ノ遣わしているが、それは徒労に終わるだろうとボクとロンは見ていたりする。

閑話休題。

いつもなら既にベッドに入っている熟睡している時間なのだが、今日の23時、ダンブルドア校長先生からの手紙が正しいのならダンブルドア校長先生がここを訪れるらしい。……どうにも、ボクに頼みたいことがあるらしい。

(さて、そろそろ23時か)

ジニーを起こさない様に準備を済ましていたりしたら、もう22時50分をまわっていた。もうすぐダンブルドア校長先生が来るはずなのでベッドから降りて階下に向かう。

………。

……。

…。

「こんばんは、アニー」

「こんばんは、ダンブルドア校長先生。早いですね。一瞬寝坊してしまったかと思いました」

「いいや、年寄りと云うものは得てしてせっかちなものなのじゃよ。ゆえにアニーが気にすることはない」

「アニー、こんな遅くから可哀想に──まだ眠いでしょうにねぇ。……ほら、眠気覚ましのコーヒーよ」

「いただきます、ウィーズリーおばさん」

居間に向かえば、既にダンブルドア校長先生が来訪していてシリウスやウィーズリー夫妻とお茶を飲んでいた。ボクも眠気覚ましにコーヒーを貰い口を付けてから、ダンブルドア校長先生に(たず)ねる。

「……で、どこへ向かうんですか? もしかして新しい闇の魔術に対する防衛術≠フ先生でもスカウトしに行っ
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