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ロボスの娘で行ってみよう!
第12話 エル・ファシル攻防戦
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に大輪の花が咲くその花が咲く度に数百の命が消え去る。

数時間の小競り合いの末、同盟帝国とも200隻ほどの損害を出して帝国艦隊が後退していった。破壊された艦から脱出した兵達を収容し終わる。

「ふう、敵は去ったか。帰還するぞ」
「方位変更180度回頭、エル・ファシルへ帰投する」
ホッとする、リンチ少将。

次々に艦首を回頭し帰還を始める、同盟艦隊凡そ800隻。
その時である、一旦帰投したと思われた帝国艦隊が急回頭の上追撃してきた。
後方からのいきなりの攻撃で隊列が乱れ始める。

「敵艦隊、急襲してきますーーーーー」
オペレーターの急報で慌てる艦橋内。
「閣下、回頭して迎撃しましょう」
参謀長が慌てて進言してくる。

リンチ少将は家族の事を思い出しながら、腹に力を入れる。
「慌てるな。回頭して戦闘などしては愚の骨頂だ、このまま急進して射程外へ逃れてから反撃するぞ」

司令の指示をオペレーターが艦隊に連絡するが、パニックに陥った艦隊が勝手に逃げ出した。各艦にしてみれば、背中を撃たれたままの状態では心理的に堪えられないのであろう。

多くの艦が射程外へ逃れて反撃すると言う命令から、反撃をあえて忘れ去って射程外へ逃げるだけを実行したのである。また一部の艦は背中を撃たれたままでは堪らないと反撃の為に回頭中に砲撃を受けて撃沈された。

「閣下、旗下の艦隊の内かなりの数が星系外で逃走を始めています」
「なんだと!」
リンチ少将の旗艦グメイヤに付き従う艦は凡そ200隻だけに成ってた。

他の艦は撃沈された艦200隻ほど、捕獲された艦20隻ほど、星系外へ逃亡した艦400隻弱。
敵前逃亡艦300隻ほどがエルゴン星系へ逃げ込むのだが、彼等が命令無視と敵前逃亡の罪に問われるのは今暫く後の事であった。さらに到着せず行方不明と思われた100隻前後が、そのまま宇宙海賊に成ったと判るのは後の話である。

「閣下。どうなさいますか、このままでは」
「参謀長、俺のミスだ。一旦地上で増援を待つしかない」
リンチ少将は、血がにじむほどに唇を噛んでいる。


その頃、地上司令部で戦況を見ていた、ラップは今回の戦闘がリーファの危惧していた論文のパターンにソックリである事を知り慌ててヤンの部屋へ連絡し論文を持って司令部へ来る様に連絡をしたが、ヤンは未だ寝ていて、ベットでうだうだしている。

「ヤン。起きろー!!!」
「ああ、ラップか、今日は休日なんだからもう少し寝かしてくれよ」
「寝てる場合じゃない!、帝国軍に艦隊が負けた!!」

「なんだって、何処が負けたんだ?」
「エル・ファシル警備艦隊が負けたんだよ、帝国軍が包囲をしようとしている!」
慌てて飛び起きるヤン。

「ラップ、本当かい?」
「冗談で言う事じゃな
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