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英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
第17話
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形兵器達の鋼糸には麻痺毒も仕込まれていた為更に麻痺状態に陥った。そして麻痺状態に陥ったユウナとクルトに人形兵器達は追撃をしようとしたが

「二の型―――疾風!!」

「闘技―――月影剣舞!!」

リィンの鎌鼬を纏った電光石火の攻撃とそのすぐ後に放たれたメサイアの美しき剣舞を受けた事によって妨害され

「闇に呑まれよ―――ティルワンの闇界!!」

更にアルティナが発動した広範囲の魔術を受けて再び怯んだ。

「浄化の光よ――――オーディナリーシェイプ!!」

リィン達の攻撃の間に魔術の詠唱を終えたセレーネは浄化の光の魔術で二人の麻痺状態を治癒し

「ありがとうございます!お返しよ!ハァァァァ……クロスブレイク!!」

麻痺状態が回復したユウナはトンファーに電撃を流して人形兵器達に強烈な一撃を叩き込んでダメージを与えた。

「ヴァンダールが双剣――――とくと味わえ!行くぞ――――うおおおおぉぉぉぉぉ……っ!!」

するとその時止めを刺す為にクルトは双剣を凄まじい速さで振るって何度も斬撃を人形兵器達に叩き込んだ後跳躍し

「止めだ――――たあっ!ラグナ――――ストライク!!」

空中で双剣を振るって人形兵器達の周囲に雷撃を発生させた後最後に全身に雷撃を纏って人形兵器達に突撃し、クルトのSクラフト――ラグナストライクによるダメージに耐えきれなかった人形兵器達は爆発を起こしながら消滅した!



「はあはあ………た、倒せた……」

「……”邪道”を使う人形……どこまでだ、”結社”というのは……」

「……さすがに体力も限界近くかもしれません。」

戦闘が終了し、安堵や今までの特務活動や戦闘等による疲労によってユウナ達はそれぞれ息を切らせた後武器を収めた後周囲を警戒した。

「………ふふ………」

「先程の反省を早速生かしていますわね……」

ユウナ達の様子を微笑ましく見守っていたリィンとセレーネも周囲を探った後、何かに気づいてユウナ達に警告した。

「―――まずいな。少し読み違えたみたいだ。」

「ええ……しかも先程よりも数が多いですわ。」

「へ………」

「………!」

リィンとセレーネの言葉を聞いたユウナが呆け、クルトが目を見開いたその時反対側から先程戦った人形兵器達の倍の数がリィン達に近づき

「反対から―――」

「ああ……しかも数が多い!」

更にリィン達の退路を防ぐ位置に陣取った1



「っ、退路を……!」

「僕達を弄るつもりか………」

「ほ、ほんとに性格悪すぎない!?」

「―――すまない、3人とも無理をさせすぎたみたいだ。この場は俺達に任せてくれ。セレーネ、メサイア。」

「「はい。」」

疲労がピー
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