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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第四十八話 出会いとは意外なとこであるものである  ★
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 時間がたつのは早いものでもうすぐ11月。

 シグナム達が海鳴に現れてからもうすぐ5カ月経とうとしている。
 だというのに

「いまだに会う機会がないとは」

 はやてになのは達を紹介出来ていない。
 夏休みに一日いいタイミングありかけたのだが、翠屋の急なバイトが入り流れてしまったのだ。
 ここまでタイミングがあわないとは運命的ですらある。

 ちなみに少し前なら急なバイトでも連絡の手段がなかったのだが、さすがに連絡手段が一切ないのは問題として固定電話を設置した。
 もっともその電話はアンティークショップに並ぶような古めかしいダイヤル式の電話である。
 
 ……思考が少しずれたな。
 結果としてはやてになのは達に紹介出来ないまま夏休みが終り学校が始まる。
 となれば当然夏休みよりも会う機会を作るのは難しい。

 で本日はというと、土曜日で学校は休みだが俺は夕方まで翠屋のバイトでこれから月村家の執事のバイトである。
 そして、翠屋で着ていた執事服のまま街を歩いている。

 さてここで少し考えてみよう。

 普通、一般常識的に街中で執事やメイドを見る事があるか。
 まずはない。
 まあ、普段から着ている人がいないとも断言できないので100%いないとは言わないが早々お目にかかる事はないだろう。

 そして子供で白髪の執事がいるか。
 大人の執事やメイドを見るより希少な事だろう。

 でどうなるかというというまでもなく注目される。
 そりゃ〜される。

 つい先ほども翠屋の御常連である風芽丘学園の美由希さんのクラスメイトに話しかけられた。
 その前にはOLらしきのお姉さんに写真を数枚撮られた。

 なんでこんなことになったかというと原因は月村家の当主からの一本の電話だった。



「はい。喫茶翠屋でございます。
 あら、忍ちゃん。シロ君? ちょっと待ってね。
 シロ君。忍ちゃんから電話よ」
 
 桃子さんから受話器を受け取り

「はい。士郎です」

 電話に出る。

「あ、士郎君。
 今日のバイトなんだけど家じゃなくて図書館に行ってほしいんだけど」
「図書館ですか?」
「そそ、すずか習い事終わったら図書館に寄るらしいから家までエスコートしてあげてね」
「わかりました」
「それじゃあ、よろしくね〜。
 あ、そうそうエスコートするときはちゃんと執事服でね。
 雇い主からの命令よ」
「はい!? ちょっ忍さん!」

 慌てて呼びかけるも無情にも受話器から聞こえてくるのは電話が切れた事を伝える電子音のみ。

 つまりはそういうわけで執事服で本当に行かなくてもいいような気もするが、着てなかった時にさらにややこしい事になる可能性があるので仕方なく執事服を着
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