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緋弾のアリア ~とある武偵の活動録~
~BUTEI killer~
~criminal~
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アリアの言う同一犯と一緒だな。

『彩斗、どう!?状況説明(ブリーフィング)しなさい! 』

「アリアの言った通りだよ、このバスは遠隔操作されてる。そっちはどうだ」

『−爆弾らしい物があるわ!』

どうやら逆さ吊りになって、車体の下を覗いているようだ。

『カジンスキーβ型のcomposition4、武偵殺しの十八番よ。見えるだけでも−炸薬の量は、3500立法センチはあるわ!』

3500..........!? 異常すぎる。爆発すれば、電車やバスなんて簡単に吹っ飛ぶ。

『潜り込んで解体を試み−あっ!』

悲鳴と同時に、ドン!という振動がバスを襲う。後ろの窓を見ると−追突した1台のオープンカーが、バスから距離を取っている所だった。

「アリア!大丈夫か!?アリア!」

応答が無い。今の追突でやられたのか……!

ウォン!というエンジン音に振り向けば、後ろにいたハズのオープンカー−真っ赤なルノー・スポール ・スパイダーだ−が横に回り込んで来ていた。
誰も居ない運転席には、代わりにUZIが搭載されている。銃口が、こっちに狙いを−!

「皆伏せろっ!!」

−バリバリバリバリッ!!

無数の銃弾が、バスの窓を前から後ろまで粉々にする。

ぐらっ。バスが変な揺れかたをしたので、運転席を見ると−運転手が肩に被弾していた。運転のために、頭を下げられなかったのか……!

バスは左車線にどんどんはみ出していき、接触した対向車が ガリガリガリッ! 火花を散らしてガードレールと接触事故を起こした。

有明 コロシアム の前を 右折 しやがれ です

転んだ女子生徒が落とした携帯から、ボイスロイドの声がする。 さらにマズイ事に、バスが−速度を落としはじめている…!

「武藤、お前が運転しろ!減速させるな!」

「い、いいけどよ!」

さて…どうするか。

~Please to the next time!

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