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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第2章 融合世界!昭和ライダー
第29話『9人の仮面ライダー/雅のカラオケ絶唱』
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試す為のことだった。済まない。」
「事情さえ分かれば大丈夫です。これからは、ともに世界を護りましょう。」
雅は手を差し出す。
「いいのか?私は君を試していた男だぞ?」
「だからこそ、信頼しているのだと思います。」
「そうか。ありがとう。」
鳴滝は雅の手を握ります、握手を交わす。
「雅君、ありがとう。私はそろそろ行く。融合した世界を救うには、片方の歪みを正せば解除される。この世界で例えるなら、ショッカーライダーによって1号と2号が倒される未来を変えれば救える。私は今から『宇宙刑事シャリバン』の世界に行ってくる。雅君も、検討を祈る。」
鳴滝は雅からディケイドライバーを受け取り、次元のオーロラを通って行った。
「さて、僕も行くか。この時代のお金は少ない。ちょっと稼いでくるよ。」
「雅、どうやって?」
「これを使う。」
【CHANGE RIDE-ZBATT SUIT-】
雅はディロードライバーにズバットスーツのカードをスキャンし、ディロードライバーはギターに変わる。
「よく、路上でライブを開いている人がいるだろう。それをやる。どの道長く居ないなら二千円程度集まればなんとかなる。」
雅はズバットスーツケースを背負って行ってしまう。

「さて、始めるか。」
雅は足下に笊を置いてギターを弾き始める。
「♪赤い 夕日に 燃え 上がる 君と 誓った 地平線 嗚呼 愛しても 憎んでも ルールルー ルールルルルルー 帰らないぃ君とふたり… 遥か 果てない 地平線んんん」
雅が1曲歌うと、そこには四人組の女子高生がいた。
「お兄さん、いい曲を歌っているね。今から私と歌わない?」
その中で一番小柄な少女は雅にそう言った。
「歌うって?」
「カラオケに行かない?ってことだよ。」
「お金が無いから、こうして路上ライブをやっているのですが。」
「いいよ、私が出してあげよう!」
少女は、無い胸を張る。
「こなた、あんた何言っているの!いきなり見ず知らずの男の人にそんな。」
「いいのいいの。だって私の話に付き合えるかもしれないんだよ?それは珍しいって、かがみも思わない?」
こなたと呼ばれた少女は普通の反応をした少女、柊かがみに反論し、その場にいる全員が黙ってしまった。
「分かりました。代金は自分で払いましょう。」
雅の提案でこなた達は納得した。

「それじゃあ、僕から始めますね。」
雅は曲を予約し、機械から音楽が流れる。
「♪遥か次元に隠された 君のジュエリー 狙い来る 帝王 ゲンバー 悪い奴 地球の平和 守るため 正義の声で 戦うぞ! スラッガー 真っ赤な拳 スラッガー ローズの勇気 オーオー 緑の大地 青い空 絶叫!シュババババーン! ボイスラッガー」
「いきなりボイスラッガーとは、コアだねぇ。」
かがみ達が引いて
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