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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第三十九話 機動六課のある休日 2
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。あぁ!今日はこのまま事件とかなく、ノンビリできたらいいわね!」

ごまかすように、アタシは大きく伸びをした。

「そうだよね〜」

うまくごまかせたみたい……

アスカには感謝しているけど、別にそういう……訳じゃ、ない……

なのに、なんでこんなに胸の奥がモヤモヤするんだろう?





outside

アスカはデュークとバカ話を続けていた。

「でもよ、あのシグナム二等空尉に直接訓練つけてもらえるんだろ?羨ましいな!」

デュークがニヤニヤとイヤラシイ笑みを浮かべてアスカを肘で突つく。

「おいおい、毎回命がけだぜ?最終的にはボコられるんだからさ」

「我々の業界ではご褒美です!」

キッパリ言い切る既婚者のデューク。

「まあ、プルンと揺れるモノが目の前にある訳だからな」

「「わーっはっはっはっ!!」」

バンバンとお互いに肩をたたき合う。

六課ならドン引きされるような会話である。

まあ、普段は抑えているから、昔の仲間がいる時ぐらいはバカ話をしたいアスカだった。

不意に、モニタールームにアラートが響きわたった。

「何があった!」

一瞬で仕事モードに切り替わったデュークがモニターを睨む。

《Bー25区画で横転事故が発生しました。至急、救護隊を派遣してください》

監視用デバイスが状況を報告する。

「救護隊、出られるのはいるか?」

《現在、地上での交通事故に出払っています。動けるのは班長だけです》

次の瞬間には、アスカとデュークは立ち上がっていた。

「アスカ!救急訓練、忘れてねぇだろうな!」

「こっちは休暇だってのにな。行くぞ、デューク!」

阿吽の呼吸で二人は動き出す。

「で、いいのか?オレ、部外者なんだけどさ」

今更ながら、アスカはデュークに聞く。

「オレから依頼した形にしておくさ!実際、人手不足だからな」

「分かった。久々のデュークとタッグか」

アスカとデュークは同時に車に飛び乗った。

アスカはまだ知らない。

サードアヴェニューで出会ったディエチ。

横転事故。

この二つがレリック事件に大きくかかわっている事に………

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