暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
8部 StrikerS
8章 後日談
戦技披露会 公開処刑
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うん、綾ちゃん多分暴走すると思う」

「だろうな、あいつあたい達の事って言うか、不当な事で自分の身内の事になると見境なしになるし」

 俺はなのはの言葉をさえぎり

「ごめんね。俺は自由であり、犬畜生は飼うことは出来る。
でも誇りある狼を飼うことは誰にもできない」

「麗しい友情だ。君が誤ればすべて済むことだよ。実力差が分かっただろう」

「あぁ完全にあいつ切れたな」

「うん。言葉使いが男性になってる」

「あのケーニッヒってやつは馬鹿なのか」

「仕方ないよ。確か綾ちゃんの公式ってBだったはずだし、ケーニッヒ二尉はSランクだから」

「言ってもよぉ、わかるもんだろ。なんであそこまで綾に突っかかるんだ?」

「ん〜綾ちゃん自身がブランドになってるからかな」

「あ〜そういやあいつって裏ではかなり有名だったな」

「うん、やはり監理局は人手が少ないから、それで噂なんだけど、情に訴えると優しいってことがあって」

「そんなわけねえだろ、あいつ敵対するものにすごい非情だぞ」

「うん」

「多分数年前に綾ちゃん管理局の高官を退治した事件があったの覚えてる。
7年くらい前の事件だけど」

「あぁあの葬式関連のな」

「うん、その時にマフィア系列だと思うのだけどフェイトちゃんに軽減をお願いしたそうだよ」

「それでか・・・、やべえぞ、いつもなら速攻で動くのに、静かに立ち止まっている。嵐の前の静けさかよ」

≪多分躊躇しているからだと思います。≫

 綾のデバイスは今なのはにあずかってもらっていてなのはの手のひらでそう話していた。

「どういうことなのティア?」

「忘れたんですかなのは様?
綾様の魔法は基本非殺傷が出来ないのです」

「あいつってあたい達の魔法って使用できたっけ?」

「私を装備していれば、それ以外はジャケットと簡単な魔法しか使えません」

「綾ちゃん!」

 なのは達は綾の魔法が危険なのを知っていて叫んでいるが
当のケーニッヒは、綾自身が危ないのを心配して止めているものだと思っていた。

 俺自身今はやつの砲撃を食らいながら俺はなのはの方を愛おしそうに見る。
この愛おしい人、でも俺は俺をやめれない。

「フェイト見てるんだろ!」

 俺はシールドで砲撃を食らいながらフェイトに通信をした。
その間砲撃は止まった。どうやら奴は情けを下したみたいだ

「なに?あまり聞きたくないのだけど、暴走するのは・・・」

「言いたいことわかる?」

「私の親友だよ、でも・・・」

「それだけで十分。あの子の事よろしく」

「それは聞けないよ」

「はやて」

「あほなことはやめてぇな」

「俺が言うのもなんだ
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