暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
2部 P・T事件
2章 ライバル魔道師登場
黒衣の魔道師現る
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さんな自分はもう感動シーンとばかり少し目に涙が出てきそうだったその時。

「きゅいーー!!」

 動物の大きな鳴き声が聞こえた。
声がした方を見ると、するとそこには、ユーノが数匹の猫に追い掛け回されている光景があった。
三人は暴れる二匹に慌てた様子で、声を上げてる。
するとそこに、大きなお盆にお菓子と飲み物を
のせて運んできたファリンがやってきた。

 これってなんのコントなの
絶対何かやらかす場面じゃん

「わわっ!? わわわっ!?」

 ファリンがお盆を持ったまま、
足下を駆け回る二匹の動物に驚き、
くるくると回り始める。

「ゆ、ユーノくんっ!?」

「アイっ! 駄目だよっ!?」

 なのはとすずかが叫ぶが、それでも二匹は走り回る。

「きゅ〜〜」

 くるくると回っていたファリンが目を回し、
お盆を持ったまま後ろに倒れそうになる。

「ファリンっ! 危ないっ!?」

「わわっ!?」

 すずかが叫ぶが時すでに遅く、ファリンが持ったお盆が宙に舞い――そうになった。

「大丈夫? ファリン」

「あ、綾さんっ!?」

 ファリンが驚きの声を上げる。
俺は素早く移動し、倒れそうになったファリンを左腕で受け止め、
お盆を器用に右手だけで落とさないように持っていた。
これぐらいなら盗賊スキルを使えばなんてことはない 
左腕で軽く受け止められているため、恥ずかしさから頬を赤く染めていた。
そんな二人へとなのは、すずか、アリサが近づいてきた。
そのときに体制を戻したのを確認してから左腕を緩めた

「ファリン、怪我とかしなかった?」

「あ、はい。大丈夫ですよっ!」

 すずかが心配そうに問い掛ける。
ファリンは綾から体を離しながら笑みを持って答えた。

「綾ちゃん。ファリンをありがとうございます」

 ファリンの変わりにお礼を述べるすずかに、
綾は何でもないように答える

「ファリンに怪我がなくてよかった。」

「綾やるわね」

「綾ちゃん格好良い」

「あ・・・ありがとうございます・・・綾様」

 アリサとなのはは感激の声を出し
ファリンは恥ずかしそうにお礼を述べた
その後は特に何事もなくお茶会をしていた。
最初部屋のテラスだったのだが庭先でファリンの持ってきてくれた。
紅茶とクッキーを食べながらお茶会をしていた。
なのはも久しぶりにゆっくりと話していたので凄くリラックスしているときだった。

(ジュエルシードはお構いなしって言うものか)
 
 綾はこの周辺で魔力の反応があったことに気付いた。
そして、おそらく同じように気付いているであろう。
二人へと念話を飛ばした。

[――なのは、ユーノ]

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