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【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0065話『瑞穂と神威の野菜作り』
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かります」
「そうか…それじゃさっさと食べて町に繰り出そうか」
「「はい」」

それで昼食を終えた私達は町へと繰りだしていった。
雨も降っているので傘を差してだけどね。

「しかし、やっぱり降っているな」
「そうですね提督。でもこういうのも嫌いではありません」
「神威もそう思います。こういう雰囲気も結構好きです」

そんな事を話しながらも私達は町のホームセンターへとやってきた。

「あ、提督さん。いらっしゃい。本日はどうされました?」

店員さんに話しかけられたので、

「本日は野菜の種とか肥料や畑仕事の道具を買いに来たんですよ」
「そうですか。でしたら案内しますね」

それで店員さんに案内してもらう。
それを聞いていた二人は少し不思議な顔をしながらも、

「提督はよく来られるんですか…? 馴染んでいますけど…」
「ああ。武蔵や天龍と一緒によく買い物には来させてもらっているんだ。
買うのは大体野菜の種とか肥料に必要な道具とかだな」
「そうだったんですか…」

それで二人は素直に驚いている。

「いつもは武蔵が全部担いで持ってくれるんだけど今日は力仕事は苦手なメンバーだから鎮守府に後で買ったものを送ってもらうとしようか」
「わかりました」

それで店員さんに案内されてもらって必要な種や道具などを購入して鎮守府宛に送ってもらうように手配してもらった。
それでも野菜の種とかは二人して大事そうに抱えていたけどな。

「…とてもいい買い物ができました。ありがとうございます、提督」
「なに…それで鎮守府の食事に貢献してくれるならこれくらいの苦労は厭わないよ」
「提督は優しい人ですね…神威、感激しました」
「ははっ。そんなおだてても何も出さないぞ」

そんな話をしながらも私達は鎮守府へと傘を差しながらも笑顔で帰宅した。



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