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【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0029話『ある提督の忠告』
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府へと帰るのであった。
そこでは国後が占守に会えて抱き着いている光景があったり、神威とゆかりのある艦娘が話をする光景があって救出できてよかったと提督は思うのであった。









「それで…最上が聞いたっていう話がさっきの事か?」
「うん。まだ提督の事を疑心暗鬼で見ている人が大半以上はいるみたいなんだ」
「そうか…」

それで少し悲しい気持ちになった。
今は人類同士で争っている事態ではないだろうに…。
内輪もめでもしも深海棲艦にその隙を突かれて敗北してしまったら目も当てられない。

「わかった。報告ありがとう最上。明日のエリアのボスを倒す編成にも最上を編成すると思うから頑張ってくれ」
「大丈夫だよ。提督がしっかりとボク達を労わってくれていることは分かるから。だからあまり根詰めないでね」
「すまない…」
「だからもう〜…そう言う所が提督の悪い所だよ?」
「あ、そうか…。すま…じゃなくて、そうだな、ありがとう」
「うん。それでいいと思うよ。それじゃもう今日は休ませてもらうね」
「ああ。しっかりと疲労を取っておいてくれ」

それで最上との話を終えて、

「結果を出さないとな…」
《そうですが、さっきも最上さんが言われましたようにあまり考えすぎないでくださいね?
提督の考えていることは分かりませんが無理をしているのはわかりますから》
「ああ、ありがとう榛名」

榛名に励まされながらも執務室の窓から見える夜空の月を見上げた。



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