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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第二十五話 ホテルアグスタ 5
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び出てきて、私となのはは壇上に目をやった。

「あ、どうも。こんにちは」

あ!

「ユーノ君!」

そこには、幼なじみの顔があった。





outside

「おし、全機撃墜!」

ヴィータはガラクタと化したガジェットを見回して一息ついた。

「こっちもだ。召喚師は追いきれなかったがな」

右翼側を抑えていたシグナムが、ザフィーラと共に現れる。

「だが、いると分かれば対策も練れる」

「だな」

ザフィーラの言葉に、ヴィータが頷く。

「ハァ、ハァ、ハァ……」

少し離れた場所で、アスカは息を整えていた。呼吸する度に、鈍痛が右肩を走る。

そのアスカにヴィータが近づいた。

「よく頑張ったな。大丈夫か?」

ヴィータの心配に、アスカは強がって答える。が、

「なーに、屁でもないッス……グッ!」

コーン、とグラーフアイゼンの柄でアスカの右肩を軽く叩くヴィータ。

突然の事に、アスカは顔を歪める。

「無理してんのは見て分かんだよ、バカ!」

あきれ顔でヴィータはグラーフアイゼンを地面に突き立てた。

「色々あの二人には言わなくちゃいけねぇ事があるけど、その前にアスカ。おめぇにも言う事がある」

ただでさえ鋭い目つきでアスカを睨む。

「……はい」

ここは大人しく聞いた方がいいと本能で感じるアスカ。

「スバルを守る為とは言え、お前のやった事は危険行為だ。確か昇格試験の時に、なのは隊長から言われた筈だろ。人を守って自分が怪我しちゃ意味ねぇって」

「はい……言われました」

アスカは素直に認める。

(こりゃ、なんかしらのオシオキがありそうね…)

もっとも、それぐらいは覚悟はしていた。

「そこでアスカ。お前にも罰を与える。いいな?」

「はい!」

アスカは背筋を伸ばしてヴィータに答えた。

追加訓練だろうが、始末書だろうが、懲罰房だろうが何でも来い、とアスカは覚悟する。

だが、ヴィータの言う罰は、アスカの予想を上回る物だった。

「アスカ。お前への罰は、スバルとティアナを庇わない事だ」

「!」

驚くアスカ。ヴィータは続ける。

「誤魔化せるとでも思ったか?戦闘中にジャケットを解除したのは、肩を入れる為じゃねぇ。アタシの気をティアナから逸らす為にやった事だ。違うか?」

「……」

「お前はチームのミスだから連帯責任と言うだろうが、今回に限っちゃそうじゃねぇ。ティアナのスタンドプレーがフォワードを危険にさらした。スバルだけじゃねぇ。エリオもキャロも怪我…いや、最悪の場合だってあり得たんだ」

「は、はい…」

「仲間を庇いたい気持ちは分かるつもりだ。だが、今回
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