第3章:再会、繋がる絆
閑話8「闇の書・後」
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て、私はその夢に魘される。
その度に私はこうして飛び起きて恐怖に苛まれた。
確かに、言われた通りにしばらくしたらそれも治まった。
だけど、確かにその恐怖は私の心にしっかりと植え付けられてしまった。
―――私の心の底で、黒いナニカが燻ったような気がした...。
―――――――――――――――――――――
「(私に幸せになる資格なんてない...。)」
改めて、その言葉を頭の中で反芻する。
だけど、それ以外にも...。
「(っ......。)」
あの時の恐怖心が、私の心を侵す。
ただただ“怖い”と、体が震える。
「(....っ.....ぅ...ぅぅ.....。)」
私は幸せにはなれない。だけど、それでも...それでも...。
―――孤独と闇が、怖かった。
.....怖い....恐いよ....優輝君.....。
早く....早く■けに....来て.....。
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