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HUNTER×HUNTER 六つの食作法
022話
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ョップでマサドラの位置を購入した。その途中には山賊の住処に怪物が住む岩石地帯を越えなければ行けない事が解った。

「俺怪物みたいよ!どんなのかなぁ!?」
「全く気楽だなゴンは」
「まあポジティブなのは悪い事じゃねぇって、んじゃ行きますか」
「待ってください!」

と早速出発しようとした時、背後から呼び止められた。そこには同じく選考会にいた金髪ツインテールの少女が居た。

「お願いです、私も一緒に連れてって貰えませんか!?」
「ああごめん無理、邪魔だから」

ばっさり即答でキルアが拒否した。

「おいおいもうちょい言い方ってもんがあるだろうに……」
「いやだって邪魔だし行くぜゴン」
「キルア……」
「クラピカ先行っててくれ、俺フォローしてから行くから」

先程から硬直し口角をヒクヒクとあげている少女、3人を先に行かせて留まったシャネルはすまないと謝罪の言葉を発する。すると少女はハッとしたように顔を上げた。

「悪い、アイツ悪い奴じゃないんだけどさっきカード取られてちょっとピリピリしてるんだ。申し訳ない」
「い、いえそういう訳なら……(あのがきゃ何時か泣かす……!!しかし……)」
「そう行ってくれると助かるよ」

軽く笑っているシャネルに少女は救われた!と言いたげな笑みを浮かべているが

「(かぁ〜良い男だわさ!鍛えられている筋肉にこの体格、そしてこの優しげな性格にまぶい笑顔!!……ゴクリ、良い欲しいわさ……色んな意味で………!!)」

内心は色んな意味であらぶっていた。

「多分あいつ何言っても拒否するだろうしこっそり付いてくるなら良いぜ、何かあったら俺がフォローするから」
「有難うございます!あ、あの私ビスケット、ビスケット・クルーガーと申します!!」
「俺はシャネル、まあ宜しくねビスケちゃん。んじゃ俺行くから」

軽く頭をなでるとそのまま3人を追って走り出すシャネル、そして頭を撫でられたビスケはぐふ、ぐふふふふふふっと気味の悪い笑いを発し始めた。周囲の人間はそのあまりの気味の悪さにドン引きしヒソヒソ話したり、奇異の目で見るのであった。

「良いわさ……良いわさ……!!頭を撫でた時の感触から本当に鍛え抜かれた筋肉だって解ったし更にあの撫でられ心地……絶対に、手に入れてやるわさ……!!」

シャネル、短い間に幻影旅団と謎の少女ビスケに目を付けられる。

「ヘ〜クション!!風邪引いたか……?」
「それはないな」
「ないね」
「ないな」
「おいてめえらそれ如何いう事だこら」
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