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042「妖精さん VS 人間3000匹」
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るのぜぇぇぇぇ!!
亜人は、俺達、人間のために存在するっ!下等生物なのぜ!
さっさと自害するのぜ!これは人間様の命令なのぜ!
村の周りに布設した、怖い物体を除去するのぜぇぇぇぇ!!」

「返さないと、村を爆破するぞー!
子供達が不幸になってもいいのかー!」

「元はといえばっ!お前のせいで、俺らの生活が破綻したのぜぇぇぇぇ!!!」

「はっ?」 シルバーは呆けた声をあげた。

「お前らの村がっ!
安い鉄を使って!
鍬を量産したせいでっ!鉄の相場が崩壊して俺らが生活できなくなったのぜ!
だから、これくらいの事はやっても良いのぜ!
それが分かったら!自害するのぜ!これは命令なのぜ!」

『なぜ、鉄の相場が下がるwwwww』
『たった10トンで相場が崩壊だとっ……!?』
『妖精さん……明らかにこれ、口からデマカセだぞ……。
いくらなんでも、たった10トンの鉄で相場が崩壊するのはありえない事だ……』

現代子なシルバーにも、ドンの発言は明らかな嘘のように思えた。
地球の17世紀初頭の戦争だって、一回の戦いで65トンくらい金属資源を砲弾に変えて、撃ちまくっているのだ。
たかだが10トンくらいで、相場が崩壊するはずがない。

(どうするかな……?
穏便に話を終わらせる方法が思いつかないし、ドンの発言を肯定して、仕事を紹介すればいいか……?)

ショタ妖精の心は決まった。
さすがに豚人間以外も殺しまくったら、ガチの恐怖政治になりそうだから、それを避けたかった。
一応、ネットの皆からの寄付で、異世界生活が成り立っているだけに、理不尽な虐殺は許されない。
シルバーは地上にいるドンめがけて、交渉を再開する。

「だったら、俺の所で雇用してやるよ!
それなら問題ないだろ!賃金は応相談な!」

「はぁぁぁぁぁぁ!?
亜人の分際で、俺らを雇用する!?
何様のつもりなのぜぇぇぇぇ!!
下賤な下等生物の分際で、言いたい放題言うんじゃないのぜぇぇぇぇ!!
お前らの薄汚い邪悪な先祖を殺さなかった、礼を忘れたのぜぇぇぇぇぇ!?」

「いや、どうせ嘘だろうけど、俺のせいで……お前らは生活できないんだろう?
なら、俺の所に就職すれば無問題だろ?
戦うより、そっちの方がお互いに得だと思うんだが?血を見たら、もう後戻りできないし……」

『妖精さん、ご先祖様を馬鹿にされてもスルーしているわ』
『そういえば、妖精さんの両親も妖精なん?』
『きっと、美少女、美少年カップルだお』

しかし、シルバーの穏便に終わらせようとする努力は実らない。
ハムスターマンは、過剰すぎる兵力を持っているし、最初から有利な条件を勝ち取れるまで、戦争する気満々だ。

「こっちは1万人もいるのぜっ!
お前らの集落よりも物
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