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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜番外編 語り継がれなかった軌跡篇
外伝〜”六銃士”の”鉄血宰相”への宣戦布告〜第1話
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”について説明してやれ。」

「はい。」

そしてルイーネは数日後にガレリア要塞の守備部隊の一部並びに”第四機甲師団”の一部の部隊との合同演習がある事の詳しい説明をした。

「なっ……!?」

「エレボニア帝国軍と合同演習だと!?オイオイオイ……!?何でそんな事になったんだ!?」

説明を聞き終えたミレイユ准尉は信じられない表情をし、ランディは声を上げた後厳しい表情をした。



「多分だが、エレボニアは俺達――――”六銃士”が警備隊の上層部の椅子に座っている事が気に喰わないんだろうな。」

「私達が警備隊に所属してから、エレボニア帝国は警備隊に干渉できない事に加えて汚職を持ち掛けた帝国派議員を逮捕している事も気に喰わないんじゃないかしら?」

「それは………」

「チッ、そういう事かよ。」

ギュランドロスとルイーネの推測を聞いたミレイユ准尉は真剣な表情になり、ランディは舌打ちをした後目を細めた。

「今回の演習は帝国政府の代表であるオズボーン宰相の提案だそうです。”宗主国”として新しくなったクロスベル警備隊の力を見てみたいと。」

「ええっ!?”鉄血宰相”自らが!?」

「オイオイオイ!とんでもねぇ大物じゃねえか……!?」

エルミナの説明を聞いたミレイユ准尉は驚き、ランディは疲れた表情で指摘し

「フフ、あたし達に目を付けるなんて見る目があるね、”鉄血宰相”とやらは♪まあ、あたし達に目を付けたからには”相応”の”報い”が待っているとは思わないだろうねえ?」

「クク、勝って当然の演習に負けたら提案者の”鉄血宰相”には一体どんな責任が追及されるだろうなあ?」

パティルナは口元に笑みを浮かべた後好戦的な笑みを浮かべ、パティルナに続くようにギュランドロスは不敵な笑みを浮かべた。

「いや、幾ら何でも個人で軍に勝つなんて無理すぎだろ………」

ギュランドロスの発言を聞いたランディは表情を引き攣らせ

「………それで、どういう編成での合同演習になるのでしょうか。」

ミレイユ准尉は真剣な表情でギュランドロス達を見つめて尋ねた。



「ガレリア要塞の守備部隊の一部並びに”第四機甲師団”の一部を合わせて合計兵600に対し、こちらはベルガード門の全戦力―――およそ700を動員しての演習よ。」

「ええっ!?ふ、普通に考えたら数の差でエレボニア側が不利ですよね……!?」

「まあ、向こうは警備隊と違って装備が充実しているし、練度があまりにも違うからな……舐めてかかっているんだろうな。―――帝国ご自慢の戦車は出ないのか?」

ルイーネの説明を聞いたミレイユ准尉は驚き、ランディは目を細めて尋ねた。

「エレボニア帝国軍からは”アハツェン”を15台出すそうです。
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