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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜番外編 アリサのお見合い篇
エピローグ
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――――――て―――――――――――ッ!!」

一方リィンと深い口付けを交わしている自分の映像を見たアリサは真っ赤にした顔で悲鳴を上げた!



〜同時刻・リベール王国・ロレント郊外・メンフィル大使館〜



「―――失礼します。リウイ様、ラインフォルトグループ会長の秘書の名前でリウイ様当てに荷物が届いておりますが……」

同じ頃荷物を持ったペテレーネがリウイとイリーナがいる執務室に入った。

「ラインフォルトグループが俺宛てにだと?………待て、確かラインフォルトグループ会長の秘書は元”執行者”ではなかったか?」

「えっと確かシャロン・クルーガーという名前の方でしたよね……?」

「はい。勿論予め検査をしましたが毒物や爆発物の反応はなく、荷物と一緒に届いてきた手紙には『ラインフォルト家とシュバルツァー家が婚約した証拠を念の為に送付させて頂きました』……と書いてあるのですが……」

リウイとイリーナに聞かれたペテレーネは戸惑いの表情で答えた。

「まあ………私達が解除した制限やクロスベル帝国との取引を撤回されない為ですかね?」

「その件は通信各社によってゼムリア大陸全土に知れ渡っているというのに、そこまでするか……?ハア………まあいい、とりあえず中を見ればわかるだろう。――――ペテレーネ。」

「はい、リウイ様。」

ペテレーネの話を聞いたイリーナは目を丸くした後不思議そうな表情をし、リウイは呆れた表情で溜息を吐いた後ペテレーネに視線を向け、視線を向けられたペテレーネは荷物の中を開けてデータディスクを取り出した。

「映像データか。―――再生してくれ。」

「はい。」

そしてペテレーネはデータディスクを映像をみせる装置に入れ、リモコンについている再生ボタンを押そうとしたが

「あ……す、すみません……誤って早送りのボタンを押してしまいました。」

誤って早送りのボタンを押してしまい、その事に気付いたペテレーネは申し訳なさそうな表情でリウイ達に謝罪し

「別に気にしなくていい。早送りした場面から再生してくれ。」

「はい。」

リウイの指示を聞いた後そのまま再生ボタンを押した。

「リィン……ん………好き…………ちゅる………大好き……!……………ちゅ…………愛している……!………ん…………ちゅ………ちゅる……………!」

するとアリサとリィンが深い口付けを交わしている瞬間の映像が映った!

「まあ…………………」

「あわわわわわわわわっ!?」

「………………………」

衝撃的な映像を見たイリーナは頬を赤らめて目を丸くし、ペテレーネは顔を真っ赤にして混乱し、リウイは石化したかのように固まった!

「す、すみません、リウイ様っ!!す、すぐに消
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