ウルトラマンダイナ
紅き戦士
紅き戦士-8
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〜屋上〜
弓村「皆ー!!飲み物だよー!!」
子供たち「わーい!!」
絵里「皆の分もあるわよ」
絵里と弓村が皆のいる場所に飲み物を持っていき子供たちが集まる
穂乃果「助かったー、喉カラカラだよ〜」
ことり「でも楽しかったね」
海未「皆筋がよかったです」
凛「かよちん、あそこはこうであぁして……」
花陽「ﾀﾞ,ﾀﾞﾚｶﾀｽｹﾃｰ」
希「皆純粋でええ子達や」
皆が飲み物を飲み始めたとき
ゴッシャァァァァアン!!!!
突然の轟音と振動がその場にいた全員を包む
弓村「皆伏せて!!」
海未「な、何事ですか!?」
弓村が近くにいた子供たちに覆い被さるように伏せて現状を確認する
弓村「そんな……」
弓村が入り口に目をやるとそこには巨大な瓦礫が突っ込んでいて屋上から出ることが出来なくなっていた
弓村(どうしてあんなところに瓦礫が？)
？「グォォォォォッ!!」
弓村の疑問に答えるように、近くで怪獣が咆哮をあげる
弓村「あいつの仕業か!!こちら弓村、本部応答願います!!エリアG6地区に怪獣出現!!」
弓村が端末で本部に連絡をいれる
本部「こちら本部、怪獣の出現を確認弓村隊員は至急周辺の避難誘導を行ってください」
弓村「今病院の屋上にいて出入り口が瓦礫で塞がれちゃって降りれないんだよね」
本部「どうしてそんなところに……いえ、今はそれどころではないですね、周りには誰かいるんですか？」
弓村「子供たちが数人、怪我人はいないよ」
本部「分かりました、至急各隊員エスペラガディアで出動します、到着次第β号で救助します、それまでは子供たちの安全を第一に行動してください」
弓村「了解」
通信が終了し、弓村は子供たちを屋上の真ん中へ集める
弓村「大丈夫、直ぐに助けがくるから安心して」
しかし子供たちはとても怖がっている
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