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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
後日譚〜門出の時〜 第89話
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。範囲は二次関数に因数分解、集合、論理、確率ってところだ。おっと、微積分の触りも入れるからわかるヤツは備えておけ。」

マカロフ教官の口から出た小テストの内容を知り、かなり難しい事を悟ったリィン達は冷や汗をかいた。

「と、飛ばしますね。」

「ううっ、憂鬱だなぁ……」

「意味不明……呪文みたい。」

「ん。聞いているだけで眠くなるんだから、もしかしたら暗示系の魔術の詠唱かも。」

「一応、今までに習った範囲なんだが……」

「そんな詠唱はありませんよ……」

フィーとエヴリーヌの言葉を聞いたマキアスとツーヤは呆れた表情で指摘し

「ふふっ、基本的な公式だけでもおさらいしておきましょう。」

「私達も一緒に復習しますから、頑張りましょう?エヴリーヌお姉様。」

エマとプリネはそれぞれ苦笑しながら慰めの言葉をかけた。



四限目 政経・論理――――



「――――以上が帝……いや、”エレボニア王国”における株式市場の仕組みの概要だ。駆け足になってしまうが来週は失業・インフレ問題について学んでもらうとしよう。ディベート形式の討論も行うのでせいぜい備えておきたまえ。」

「でぃべーと?」

「肯定・否定の二手にわかれて議論を戦わせる討論形式ね。」

ハインリッヒ教頭の口から出た始めて聞く名前の言葉に首を傾げているフィーにアリサは説明し

「フフ、議論と言えば以前レンから”戦争回避条約”をリィンさん達に伝えに行った時に反論したリィンさんの主張にレンも感心しているような事を言っていましたよ。」

「ハハ、とは言ってもすぐに反論の余地もなく黙らされてしまったんだけど……それでもあのレン姫からそんな高い評価を貰ったんだから、ありがたいと思わないとな。」

プリネに微笑まれたリィンは苦笑しながら答えた。



五限目 芸術・音楽―――



「……色々考えたのですけど残りの授業は音楽鑑賞の時間に当てたいと思います。名だたる古典音楽や現代の名曲までたくさんのレコードを揃えたので楽しんで聴いてくださいね。へびめた……でしたかしら?そんなジャンルも借りたのですけどどんな感じなのかしら――――」

笑顔を浮かべて答えたメアリー教官の話を聞き、メアリー教官が学院の授業で鑑賞するようなジャンルではない音楽も選んだ事に気付いていたリィン達は冷や汗をかいて表情を引き攣らせ

(ぬう……音楽を記録した媒体を聴く事が悪いとは言わんが、せっかく音楽を愛する”魔神”たるこの我がいるのだから我に頼めば、我が知る限りのありとあらゆる音楽を聴かせてやったと言うのに。)

(お願いだから、それだけは止めて……)

アムドシアスの念話を聞いたプリネは疲れた表情で指摘した。




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