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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第24話
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てその任に就かせればいいだけじゃない。というか各地の治安への介入は既に”鉄道憲兵隊”がしている上、将来半分以上の領地が削り取られるんだから”今の正規軍”でも可能だと思うし、それ以前に内戦に引き起こして各地の治安を率先して乱している領邦軍にこれからのエレボニアの領地の治安を任せるなんて、”筋が通らない”と思うのだけど?」

「ッ……!」

「兄様……」

「…………」

「それは…………」

「まあ〜、それ以前に領邦軍が正規軍になるなんてことを知ったら、それを嫌がって辞める人達は続出するだろうね〜。」

意味ありげな笑みを浮かべて自分を見つめて来たレンの言葉を聞いて辛そうな表情で唇を噛みしめるリィンをエリスは心配そうな表情で見つめ、エリゼは目を伏せて黙り込み、クレア大尉は複雑そうな表情をし、ミリアムは静かな表情で自身の推測を口にした。

「うふふ、実際にどうするかはそれこそエレボニア皇家が考えるべき事よ。レンはエレボニアやメンフィルとか関係なく、”一人の皇族として”自分の意見を言っただけよ。―――ま、冗談抜きでこれからのエレボニアは皇家に逆らって内戦を引き起こした貴族達の粛清もそうだけど、貴族達に味方してその貴族達が”本来仕えるべき主”である皇家に逆らう存在なんて、今後の”憂い”を断つためにも廃止した方がいいと思うけどね♪」

「……………………」

「……貴重な助言、感謝する。先程のレン皇女の意見、今後のエレボニアが平和を保ち続ける為にも参考にさせて頂こう。」

レンの正論に反論できないリィン達がそれぞれ複雑そうな表情で黙り込んでいる中、ユーゲント三世が重々しい口調で答えた。

「うふふ、どういたしまして♪―――――それでは皆様、ご武運を(グッドラック)♪」

そしてレンは転移魔術を発動して、上品な会釈をしながらユーゲント三世達と共に転移した。



レン達がカレイジャスから去って二日後、ケルディック市の傍に設置されてある仮説空港に降り立ったカレイジャスの中にいるリィン達はそれぞれの行動の為にカレイジャスから降りる面々――――オリヴァルト皇子、アルゼイド子爵、クレア大尉、シャロン、トヴァル、レーグニッツ知事を見送り、自分達の”指針”を決め、帝国東部での活動を開始しようとしていた。
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