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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第83話
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まずは空港内の魔獣並びに人形兵器達を殲滅する!今こそマーシルン皇家の守護者たる親衛隊の底力、惰弱なエレボニア近衛兵達に見せてやれ!」

親衛隊員から報告を受けていた背中に3対の翼を持つ上級魔族である”飛天魔(ラウマカール)族”にして、メンフィル帝国の”大将軍”の位についているファーミシルスは頷いた後号令をかけ

「オォォォォオオオオオオオ―――――――ッ!!」

ファーミシルスの号令によってそれぞれの武器を掲げて叫んだメンフィル兵達は魔獣や人形兵器達を圧倒していた!



「うふふ、それにしてもエレボニア帝国って、こんなにも弱いのかし……らっ!!」

「キャハッ♪あんな雑魚共を護衛によこすなんて、エレボニアはエヴリーヌ達を舐めているのか……なぁっ!?」

「フン、近衛兵でこの練度とは……所詮はプライドだけの屑共……かっ!!」

レンとエヴリーヌ、レーヴェは兵士達に混じって次々と魔獣や人形兵器達を撃破し

「フハハハハハッ!そんな雑魚共で余達に勝とうなど、1億年はやーい!!」

「魔術師タイプの癖にあんまり前に出ないでよ!戦うならせめて後方からの援護に徹しなさいよ!秘技―――裏疾風!!」

リフィアは高笑いをしながら魔術で次々と魔獣や人形兵器達を葬り、エリスはリフィアに文句を言いながらも襲い掛かってくる魔獣や人形兵器達を次々と切り捨てていた。



「――ツーヤ!私よ!帝都内の状況は一体どうなっているのかしら!?………………そう、わかったわ。」

「―――状況はどうなっている。」

ファーミシルスが通信を終えたその時、リウイが戦艦の出入り口から出て来た。

「ハッ!現在、空港内の魔獣や人形兵器達との戦闘を開始した所です。エレボニアの憲兵や近衛兵達も協力しているようですが……正直、足手纏いですね。―――それより先程ツーヤに帝都内の状況を確認した所、少々厄介な事になっているようです。」

「何?」

そしてファーミシルスはツーヤから聞いた情報――――テロリスト達がアルフィン皇女と共にエリスを攫い、ツーヤ達が追っている事を説明した。



「………………フン、テロリスト共の思惑に乗るつもりは毛頭ないが、メンフィル帝国の貴族であり、リフィアのお目付け役もこなしているエリゼの縁者に手を出して来たのはメンフィル帝国としてもさすがに見逃せん。ファーミシルス、お前は兵達を指揮し、帝都内にいる魔獣や人形兵器達の殲滅をしろ。俺達はエリスの救助に向かう。」

「……よろしいのですか?帝都内の防衛に他国の我らが無許可で介入しても。」

「ユーゲント皇帝には”市民達の為”に”善意で動いた”と言っておく。それ以前に次期皇帝たるリフィアの専属侍女長を務める縁者にしてメンフィル帝国
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