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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第77話
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。その、なんだ………そなた達にも心配をかけたな。」

「もう心配無用。」

「そっか……!うんうん、良かったじゃない!」

「ふふっ……そうですか。実習が終わったら誰かの部屋で一晩中話したい気分ですね。」

ラウラとフィーの答えを聞いたアリサとエマは嬉しそうな表情で二人を見つめた。



「ちょっといいかも。」

「フフ、少し照れくさいが。」

(うーん、女の子だな。)

(あはは、お泊り会は女の子の特権みたいなものだからね。)

女子達の様子を見たリィンとエリオットはそれぞれ苦笑していた。



「それよりさっきから気になっていたが……その子供は何なんだ?」

「もしかして迷子か?」

その時ある事が気になっていたユーシスとガイウスはセレーネを見つめ

「わあ……!可愛い……!」

「ふふ、お人形さんみたいですね。」

セレーネの可憐な容姿を見たアリサは目を輝かせ、エマは微笑み

「―――お初にお目にかかります。リィンお兄様の”パートナー”のドラゴンであり、ツーヤお姉様の妹のセレーネ・アルフヘイムと申します。以後お見知り置きをお願いします。」

セレーネは上品な挨拶をした。



「ええっ!?」

「ツ、ツーヤさんの妹さん……ですか……?」

「……なるほど。確かに言われてみればツーヤと似ているな。」

「それに”パートナー”って事はまさか……!」

セレーネの事を知ったアリサは驚き、エマは戸惑い、ガイウスはツーヤとセレーネの顔を見比べて納得し、プリネは信じられない表情でセレーネを見つめ

「……おい、一体何があったんだ?」

ユーシスは眉を顰めてリィンを見つめて尋ねた。その後リィン達はアリサ達にセレーネの事情を説明した。



「こ、こんな可愛い女の子が”竜”!?」

「しょ、正直信じられませんね…………………」

セレーネの事情を知ったアリサは驚き、エマは戸惑いの表情でセレーネを見つめ

「ベルフェゴールやリザイラの時と言い、リィンには善き風の導きが備わっているようだな。」

「フフ、そうですね。よかったですね、リィンさん。今は幼い為それ程力はありませんが”成長”すれば頼もしい存在になりますよ。」

ガイウスの話にプリネは微笑みながら頷き

「……睡魔族の”女王”であり”魔王”のベルフェゴール、”精霊王女”のリザイラ、そして元いた世界では王女であったセレーネ。契約した相手全員が”王族”とは、リィンの女運は一体どうなっているのか、興味があるな。」

ユーシスはからかいの表情でリィンを見つめた。



「うっ……」

(確かにその通りね♪)

(ふふふ、その
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