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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第37話
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ディック地方を取り返す為のエレボニア帝国による侵略行為と取られてもおかしくないわよ!?」

サフィナとレンは飛竜をリィン達の前に降下させてそれぞれ飛竜から降りた後二人は真剣な表情で領邦軍を睨んで声を上げ

「グッ……!我らは数々の容疑がかかっている脱走者――――マキアス・レーグニッツと脱走の手引きをした士官学院の学生共と学生共に力を貸している遊撃士共を捕える為に抵抗するそいつらと戦闘を繰り広げていただけだ!ケルディックへの侵略の意志は一切ない!」

二人に睨まれた隊長は唸った後、声を上げて自分達に敵対の意志がない事を伝えた。



「それ以前にお前達が主張している僕の罪はお前達が作った冤罪だろうが!?」

「この期に及んでまだそのような戯言をほざくのか、この愚か者が!今の状況が二国間にとってどれほど不味い事態なのか、状況の判断すらもできんのか!?」

隊長の言葉を聞いたマキアスとユーシスは隊長を睨んで声を上げ

「―――エステル。一体どういう事かしら?」

二人の言葉が気になったレンはエステルに視線を向けて尋ねた。

「えっと、実は―――」

そしてエステルとヨシュアはレンとサフィナに事情を手短に説明した。



「なるほどね……。うふふ、エステルったら、さすがね♪エレボニア帝国領に入って早々領邦軍を相手に大暴れするなんて♪相変わらずレンの期待を裏切らないわね♪」

「うっさいわね!あたし達だって、暴れたくて暴れた訳じゃないからね!?というかあんたはあたしに何を期待しているのよ!?」

小悪魔な笑みを浮かべるレンに見つめられたエステルはレンを睨んで声を上げ

「え?そんなの勿論、新聞に載るくらいの”大活躍”に決まっているじゃない♪」

「その”大活躍”にはどういう意味が込められているのか、是非教えてもらいたいわね〜?」

目を丸くした後悪びれもなく笑顔を浮かべたレンの言葉を聞き、顔に青筋を立てて威圧を纏った笑顔を浮かべてレンを見つめた。



「全く……それで貴女達はどちらの主張を信じますの?」

「僕達の主張は一言足りとも嘘は無い事を”支える籠手”に賭けて、誓います。」

「勿論メティも誇り高き”天使”として、エステル達の説明に嘘偽りが無い事を証明する!」

「レンちゃん、サフィナさん……ミント達を信じて……!」

エステルの様子を見たフェミリンスは呆れた表情で溜息を吐いた後気を取り直して真剣な表情で尋ね、ヨシュアの言葉に続くようにメティは胸を張り、ミントはサフィナとレンを真剣な表情で見つめた。



「うふふ、心配しなくても信じるに決まっているじゃない♪」

レンはミントにウインクをし

「ええ。―――――領邦軍
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