暁 〜小説投稿サイト〜
とある地下の暗密組織(フォートレス)
第1話
ep.006  『赤く染まる幼い少女編 4』
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ホォ()()()フェイ()ヘー()ファヒ()ヘフ()()()()()ファ()ファ()()()ファ()ヒィ()。」
顎を掴まれ、(ほほ)を押し込まれているので、上手く(しゃべ)れていない。


「一応、試しておくか。」
手を顎から離し、地面を踏み込む。
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       。

何も起こらない。
本物(マジもん)か。」


頬をなでながら、
「うん。見ただけでも、相当なものだよ。」


今度は地面をなでながら、
第0学区(ちか)でも最近事件があったから住宅街の電灯みたいな勢いで、支配区とかはJAIM製の柱で守られているけど、ここはそれ以上にJAIMを使っていると思う。」




向子がいう事件というのは、地上から来た学生が地下で起きている『ケンカをなだめる』と称して、超能力者(レベル5)並みの空気大砲(くうきたいほう)を第0学区の象徴ともいえる中央タワーに砲撃したという話だ。




話戻り、
「ここまでいくとどんな能力でも発動不可能だろうねぇ〜。」


話を聞いた夢絶は、自分たちと同時に落ちて来たであろう銃を拾った。

「とりあえずは、降りるぞ。」
そう言って、辺りを見回す。

「この感じだと、歩いていくしかないのぉ〜?」
この部屋の扉に向かっている夢絶に言う。

「そうだな。  もう能力も使えんし、お前も何か武器をっ、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
言葉が詰まった。


「何やってんだ?」
夢絶が問う。

そこには足を延ばし、両手を真直ぐとこちらに向ける女の姿が。
そして口を開けた。

「おんぶ。」
要求。
「行くぞ〜。」
向子、撃沈。
「ぐぬぬ。」




廊下を銃を持ち、警戒しながら歩く二人

「でもカナ☆リン。よく躊躇なく銃を持てるよねぇ〜。」
復活。

「生きていくためにはしょうがない事なら、やるしかないだろ?」
と夢絶がまるでサバイバルの達人のように見えてしまう。


警戒をしたまま、言い返す。
「フフッ、昔の君が言いそうな言葉だねぇ〜。」

敵、3人。

ババババババンッ、バババンンッ!

一瞬、夢絶の銃から撃ち放たれた銃弾がその3人ともの頭を射抜(いぬ)いていた。


「2年前か
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